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組織から帰ってきてから日はすっかり上り時刻は6:00を指していた。
あの記憶から少し安らぐために外に出たもののそこでまさかの
なんの気休めにもなりはしない。
だが、
『(首領は今何処にいるんだ)』
とりあえず前回居た地下牢まで足を運ぶ
『・・・やけに静かだ。』
地下牢に行くと何時もはQの遊ぶ声や物音がするが今日はしない。
Qの牢屋へ行くと中はもぬけの殻だった。
『外に出たか、』
首領が許したか、中原幹部が許したか分からないが、今のQは暴れないように首領直属の命令が下されている。
心配なのは、
あの子が自分の独断で判断し、異能を使わないかが1番気がかりだ。
もし使いでもしたらヨコハマ自体壊滅してしまうだろう。
『(それはそうと、此処には首領が居ない。首領室か)』
そうして足早に首領室に急いだ。
現在6:30
コンコンっと長い廊下に音が響く
『萩原です。ご報告があります。』
「良いよ。入り給え。」
矢張り首領室に居たか。
首領の声が聞こえるとさいどに居た黒服が扉を開ける。
黒服を横目に私は部屋に入る。
「どうしたんだい?君には何か頼んでいたかな?」
にこりと笑って此方に問う首領
『いえ、ご報告です。今朝
すると首領は少し目を見開いたが、その後元の顔に戻った。
「それで?
『はい。近く私たちマフィアを襲うっと言っていました。』
「うぅ〜んそうかい、困ったねぇ。ついさっきQを街に出してしまったのだよ。」
その言葉に一瞬私の思考が停止した。
悪い予感はしていたが、
『不味い事態になりますよ、首領。』
「そうなれば此方も死ぬ気で対抗するまでだよ。其れよりもAくん。」
すると首領は席から立ち私の方に歩いて来る。
「思い出したのかい?」
鋭い目付きが此方を睨んむ。
『・・・はい。』
応えた後首領は元の和やかなんか表情に戻り席に戻る。
「では、君に話す時が来たという事だね。そこの椅子に掛けなさい」
首領は斜め横にある椅子を指さしていった。
私はその事よりか、Qの事で頭がいっぱいだった。
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かるーあ(プロフ) - 初レス失礼します。いつも愛読させて頂いてます。スランプとか、やっぱりありますよね!私も一応作者なので解ります‼︎応援しながらのんびり更新待ってますね^^どうかご無理だけはなさらず! (8月7日 18時) (レス) @page20 id: 33aaf0fec0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朝はパン派 | 作成日時:2023年7月3日 5時