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ページ24

それにしても……

進んでるけど全く連絡が来ない







『アヤメ!』




「カァ!カァ!何ダ!」




『皆の鎹鴉に伝達をして!

此処の森は“幻”だって!』





「了解!了解!」





アヤメが飛んだのを確認して
後ろを振り向く





『貴方でしょ?この幻を作ったのは』





「……あなたは、どうして幻だと
わかったの?」






『……それは、此処が私の故郷だから』





「!!」




そう……嫌になるほど鮮明に
覚えている。





あの日、私は家族を助ける事が
出来なくて


知らずのうちに避けていたから。




でも、それは言い訳






認めるのが怖かった


家族がもう、居ないことに向き合うのが
怖くて仕方がなかった。






『貴方も、此処の子供でこんな風景を
ずっと見ていたかった

そうでしょ?』





「……私は、私はただ……静かに
暮らしたかっただけなのに

鬼になって、村人を食べて……
寂しく……なって」

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(プロフ) - 魔除けでは無く、厄除の面じゃないんですか? (3月2日 8時) (レス) @page4 id: 701fbdee56 (このIDを非表示/違反報告)
宵月葵(プロフ) - レオンさん、ありがとうございます! (2019年10月12日 15時) (レス) id: e14937e55f (このIDを非表示/違反報告)
レオン - やっぱりとっても面白いです!! (2019年10月12日 14時) (レス) id: 31df1cb745 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:宵月葵 x他1人 | 作成日時:2019年9月1日 9時

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