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寝室に着いた途端突き飛ばされてベットに倒れた私を逃がさないと言うばかりに手をまとめられ、馬乗りになられる。
こうなってしまったら私ではどうにもできないし、これ以上変に彼の気持ちを逆撫でして機嫌を損ねる訳にはいかない。
そう思い抵抗はせず黙って彼を見た。
「随分余裕そうだね?」
とは言うものの不満に思ったらしい彼は私の頭を掴み唇を合わせた。
侵入してこようとする彼の舌を抵抗することなく受け入れ絡ませる。
部屋全体に生々しい音が響き渡る。
もう何十秒としただろうか。
流石に息がもたなくて離れようとするがあいにく頭を掴まれているため逃げれない。
それに気づいたらしい彼は意地が悪そうに笑い唇を話した。
「それで? センラくんだっけ?
助けて貰おうとでも思ったの?笑」
真っ直ぐな彼の瞳に捉えられろくな言い訳すら考えられない。
そんな私を見つめながら彼は私の服のボタンを外し、露になった私の身体を見下ろした。
「よく逃げようと思ったよね。
こんなボロボロのめあちゃん見たら嫌われちゃうんじゃない?
捨てられちゃうかもねどうするつもりなの?」
そんな事を言いながらどんどん服を脱がしにかかる。
恐怖でどうしていいのかわからなくて涙が溢れる。
「ほらね?俺しかめあを愛してやれないんだよ?
お前は俺に縋るしかないんだよ」
私に言い聞かせるようにまるで洗脳するように次から次へと私に言う渉くん。
スイッチが入るといつも情緒不安定になってしまうが、こんなに酷いことはなかった。
「ねぇめあ俺考えたんだけどさぁ、もう外に行きたいって思えなくなるくらいにすればいいと思うんだよね。」
私には意味がわからなくて混乱してしまう。
が、渉くんは何か納得したようにぶつぶつ呟きながら引き出しを漁り始めた
何をやり始めるか怖くはあったが変に抵抗ができなくてその様子をぼーっと眺めることしかできなくて。
そんな私を嘲笑しながら私の方へ向かって来た渉くんの手にはカッターナイフが握られていた。
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ここ - (重い話じゃないからご安心を・・・)・・・。ごめん、うらたくんのとこなんだけど、推しやしドMやから普通にされたいと思うんやけど?私だけ?(完全たるドM) (2021年7月31日 3時) (レス) id: 85272682ce (このIDを非表示/違反報告)
甘党ミカン - ンンッ…好きです!ヤンデレって怖いけど見ちゃうんですよね(;^ω^)あのリクエストでmfmfさんで崇拝型、snrさんで孤立誘導型をお願いします! (2021年5月23日 9時) (レス) id: 8dcda58632 (このIDを非表示/違反報告)
るあち(プロフ) - くーとさん» リクエストありがとうございます!把握です。既に受け取っているリクエストが終わり次第書かせて頂きますね! (2021年3月13日 2時) (レス) id: 4ad8c644a5 (このIDを非表示/違反報告)
るあち(プロフ) - りょくちゃさん» リクエスト&コメントありがとうございます! 了解しました。今受け取っているリクエストが終わり次第書かせて頂きますね! (2021年3月13日 2時) (レス) id: 4ad8c644a5 (このIDを非表示/違反報告)
くーと - リクいいですか!snrさんが過保護系ヤンデレで、mfmfさんが依存系めんへらがいいです!お願いします! (2021年3月12日 15時) (レス) id: 717497968a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るあち | 作成日時:2021年2月26日 0時