『進撃の巨人』私は、兵長に拾われた猫に化けれる人間です…

twenty-three* ページ25

カッコなしでも喋ってることにしてね
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「小さい頃、私は普通の家に生まれた。

父と母とお姉とお兄がいた

名前は、父がグレイ。母がフラン。姉がカロナ。兄がギラス。

父も母も優しくとても楽しかった

私が、三歳の頃かな…
父が、目の前で殺された

訳も分からず、私は立ち尽くしていた

同時に、母も殺された

その時、お姉とお兄は出掛けてていなかった

私を見つけた奴は、殺そうとした

だけど、殺さずに出ていった

そのあとに、お姉とお兄が帰ってきて
この状況を見た

私を疑わずに強く抱き締めてくれた

「怖かったね」

と言って抱き締めてくれた

その時、何故か涙が出せなかった…
ううん。正確には出てきてくれなった

次の日の朝、お姉とお兄がいなくなった

混乱してると母と、父を殺した中の一人がやって来て

私を連れ去った


知らないとこにいた私は
ずっとボーッとしてた

その間、私の前には何匹もの

『猫』

が通り過ぎた

中には黒い猫、ぶち猫、しましまの猫、手足だけが黒い猫など様々いたな

ある日私は、連れてこられた男に
針を刺され体内に何か変なものを入れられた
と、同時にピアスを二つも付けられた

どこか怖くなった私は
地下街と言われる所に逃げ出した

そのあとは、盗み食いしたりした。
裏通りに行ってフラフラしてた

それであなたという、

愛しい人

に出会った

初めて見たとき
失いたくない、家族のような存在だ
でも、彼の瞳の奥には悲しみがつまってる

そう思った

それで、今に至るの」

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