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玲明学園の門を抜けると、日和さんとジュンくんが待っていてくれた。私の姿を見て、キラキラした笑顔を見せてくれる。
「おはよう!Aちゃん!」
「おはようございます、Aさん」
「おはようございます!」
すごく屈託のない笑顔。夢ノ咲学院では、誰も私に向けてくれなかった。
アイドルとしてじゃない。他人行儀でもない。すごく、素直な笑顔。
「……。」
「どうしたんですか?Aさん」
「あ、ううん!なんでもないよ」
ジュンくんが、不思議そうに私を見つめる。その眼差しも、とても優しくて。
「緊張してるだけだよ」
「大丈夫ですよ」
ジュンくんは、「そうですよね、おひいさん」と日和さんに問いかける。
日和さんは、自信満々に笑顔で答えてくれた。
「今度は、全力で。
僕達が、君を守り続けるよ!」
「…っ、」
キラキラの笑顔。力強い手。
夢ノ咲学院では掛けられなかった言葉の数々。
あんずちゃんに向けられていたものが、今、ここでは、私に向けられていて。
贅沢だと分かっている。私にはこんなの、贅沢すぎると分かっている。でも。
幸せだと思い込んでしまう。嬉しいと、もっともっとって。
「ありがとう、ございます…。」
誰かに愛されること。
誰かに必要とされること。
主人公の脇役なんかじゃなくて。
私自身を、求めてくれる人たち。
( 君が大切だから )
( 全力で、守りたい )
( これからきっと、夢ノ咲との戦争が始まる )
( だけど、 )
( 僕は、必死で抗うよ。夢ノ咲に )
( たとえ、君が、戻りたいと願っても……。 )
( お人好しなAさんだから )
( 夢ノ咲に言い寄られたら、また戻りそうな気がしてならない )
( だけど )
( 俺たちは、それを許さない )
( どれだけ嫌がられても )
( 鎖でがんじがらめにして、あなたを愛するから )
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ありさ(プロフ) - おかえりなさい!! (1月31日 22時) (レス) @page27 id: 00612c0ec4 (このIDを非表示/違反報告)
鈴奈(プロフ) - コメント失礼します。私も同じような経験したことがあります。そのせいか、私は親のことがどうも好きになれず…、笑たぴさんとても優しい方ですね。正直私は自分の気持ちに嘘をつき、事を終わらせました。だからどうか貴方は自分の生きたいように生きてください。 (2022年7月29日 21時) (レス) @page26 id: 973e1807e6 (このIDを非表示/違反報告)
べベンべエエェェ - 世界に繋がっていますから、モラルは保証されません。そういう人に話してみてはどうでしょうか。お母様が死にたい。といったなら死にたいのは今だけかもしれない。まだ未来があるんだから辛いときは一緒にいるから約束するよ。となどでも声をかけてみてはどうでしょうか (2022年6月5日 23時) (レス) @page25 id: ce3d8a7ebf (このIDを非表示/違反報告)
べベンべエエェェ - 信じられてこの人なら話してもいいかもしれない。この人だけは絶対に信じられるという人を探してみてはどうでしょうか。クラスメイトや、ツイッター、相談部屋、Tiktokなどでもいいと思います。でも顔を知らない。一度も会ったことがないとなると (2022年6月5日 23時) (レス) @page25 id: ce3d8a7ebf (このIDを非表示/違反報告)
べベンべエエェェ - 今まで一緒だったのに急になくなるのは悔しいとか、辛いとかよりもどうしてこうなったんだろうですよね。自分が生まれてこなければとか、自分ばかり責めたりしちゃいますけど、作者さんは悪くないと思うし、それでも自分が悪いと思うなら誰か一人だけでも、 (2022年6月5日 23時) (レス) @page25 id: ce3d8a7ebf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たぴ | 作成日時:2018年10月18日 20時