検索窓
今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:54,573 hit

裕翔side ページ4

ヤマが寝てから少しだったんだけど




様子がおかしい。






さっきから感じてた違和感が確信に変わった。


山ちゃん、絶対熱がある




中:やま、やま?



寒そうに丸くなってるのに、汗かいてるし、顔赤いし、
眠ってるところ申し訳ないけどそっとヤマを起こす。


山:んぅ…



眠そうに目を開けたと思えばとろーんとした目でこちらを見つめてくるやま。



中:やま?
具合悪い?


俺がそう聞くと楽屋にいるみんなが俺たちのことを見た


山:うん…少し、、、
ゆーてぃーどうしよ…



やっぱりこのご時世。さすがのヤマも正直に話してくれた


有:山田?
大丈夫?


山:うん…でも検査した方がいいよね。




そう言ってゆっくりと体を起こす



とは言っても今は本番40分前

検査をしても結果が出るのにはかなり時間がかかる


山:今日は出ない方がいい…よね…



珍しくヤマがそういうのは自分が辛いからよりも、きっと周りに迷惑をかけたくないからだろう。


有:とりあえず、マネージャーに言ってきたから、
抗体検査は出来るって


山:ありがと…




中:ちょっとおでこいい?



そういうと大人しく前髪を上げた

スタッフに借りた体温計で熱を計ってみる。



中:38.9か…


山:え…?



中:来た時はなんともなかったんだよね?


山:うん…
一応計温したけど36.9だったから、ふつーに来た




中:急にどうしたんだろうね…




いきなり上がる体温に俺は不安でしょうがなかった。


でも本人の方がもっと不安だろう…

山田side→←*



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (51 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
162人がお気に入り
設定タグ:山田涼介 , JUMP , 病系   
作品ジャンル:詩/ポエム
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:山田 | 作成日時:2020年8月30日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。