今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:9,403 hit
小｜中｜大
＊31＊ 屋上での会話 ページ35
あの日のソーヤの言葉が
ルカの耳から離れなかった
ルカ「はぁ・・・」
ルカは屋上で、リク
リュウとともに、弁当を食べていた
リク「ルカくん 何かあったのかい？」
ルカ「・・・実は」
ルカはソーヤに言われたことを伝えた
リュウ「・・・その話は本当なのです」
リク「え？ 本当？？」
リクは驚いていた
一方、ルカは暗い表情をしていた
リュウ「まぁ、この話は置いておきましょう」
リュウは弁当を食べ始めた
ルカ「草原さんは なんで
魔法少年になったの、かなぁ？」
ルカは疑問に思ったことを聞いた
リク「弟の秀くんは
普通の学校なのにね」
ルカ「弟、いたんだ・・・」
リュウは弁当を食べるのをやめ
暗い表情で下を俯く
なにかしら事情があるのだろう
リュウ「少し、話が長くなりますが
いいでしょうか？」
二人は、もちろん
と言いたげにうなづく
リュウ「ありがとうございます・・・」
ルカは
聞いてはいけないようなことを
聞いてしまったと思った
素直で、何でもかんでも
口に出してしまう
自分を恨めしく思った
そんなルカの気持ちに
気づかずに、リュウは
自分の過去について話し始めた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：松野リオ | 作成日時：2017年4月29日 13時
