幼馴染み 46 ページ47
貴「監督…」
鷲「何だ」
貴「あのセッターにガン見されるんですけど」
視線を感じた方をむけば、
あの天才セッター君が私をガン見。
その為、
座っている鷲匠監督に助けを求めた次第である。
鷲「…憧れてるんじゃないか?」
貴「ははっ!ないない!私が!?ww」
ゲラッゲラ笑って、スンッと真顔になる。
貴「どうしたらいいのでしょう」
鷲「ウィンクでもしてやれ」
貴「うし来た!」
まだガン見している天才君に、
パチッ☆とウィンクをプレゼント。
あっちは気付かれている事に驚いたのか、
咄嗟に顔を背けた。
まぁ後々、吐き気のする行為だったなと反省。
若「誰にウィンクした」
貴「あの天才セッター君」
若「…止めろ。かわいそうだ」
貴「おい待てゴラ。それはどう言う意味だゴラ」
プイッと若利も顔を背け、
スクイズボトルのドリンクを飲んだ。
『かわいそう』って言われた私がかわいそうよね。
ほんと。悲劇のヒロインだわ。
若( 俺以外の男に、そう言う顔を見せるな )
貴 ( けっ。嫉妬ぐらいしなさいよ )
覚 ( うーん。2人ともすれ違ってるね〜)
2人の心の中を悟った覚は、
トホホ…と、2人を眺めた。
影「やっべぇ…気付かれた」
日「え…あれで気付かれないと思ってたの?」
影「う、うるせぇ!」
月「ストーカーみたい」
影「あぁ!?俺はストーカーじゃねぇよ!」
決勝だというのに、この変わらないメンバー。
澤村は月島と影山の間に立つ。
そして、頬をギリギリと手で挟んだ。
澤「少しは危機感を持たないか?」
影「しゅ、しゅみましぇん」
月「…」
日向が影山の喋り方で大笑い。
そこでは田中さんが『やめろ日向!』と牽制した。
菅「影山ウィンクされてたな!このこのー!」
影「…うぐっ」
澤「すがぁぁぁぁ!!」
菅「ご、ごめんて。怒るなよ大地」
烏養は思う。
『澤村って頼りになるなぁぁぁぁ…(泣)』
俺だったら耐えられねぇよぉ〜…と、
遠くから澤村を輝いた目で見ていた。
澤「ほらほら、もうすぐ休憩時間終わるぞ」
全「「うっす!」」
澤「次は取る!全国は俺らだ!」
全「「おっし!やるぜ!」」
田中はシャオラァ!と白鳥沢方面に向かって叫び、
東峰が『こ、こら、睨まれるからヤメテ』と、
へっぴり腰で訴えた。
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ぱすた。(プロフ) - すみません!途中から合ってましたね、、、。 (2018年7月1日 10時) (レス) id: 7b1bde7552 (このIDを非表示/違反報告)
ぱすた。(プロフ) - 突然にすみません。鷹匠監督とありますが、鷲匠監督ではないでしょうか、、。こちらが間違っていたら申し訳ありません。とても面白いです。評価もさせていただきました!! (2018年6月30日 21時) (レス) id: 7b1bde7552 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かおぴー | 作成日時:2017年11月12日 9時