幼馴染み ３０ ページ31
夢「おはよー！」
貴「あ、おはよー」
下駄箱で偶然会った私と夢。
隣に若利がいるが、２人は特に気にしていない。
覚「なになにー！？幸に友達！？」
貴「そー、友達第１号」
ニヤリと笑いながら夢の肩を抱けば、
『第１号でーす』と片手でピース。
若「よく幸と友達になろうと思ったな」
貴「え、それって貶してる？貶してるよね」
２人のやり取りに覚と夢は爆笑している。
案外、アンタ達も気が合うんじゃないの。
若「楽しくなるんじゃないか？」
貴「そうだね。今でも楽しいもの」
夢「え！昨日はツンだったのに！今はデレ！？」
覚「意外とツンデレなのよー、この子」
貴「っんなわけないでしょ！」
ふんっ！と言いながらズカズカと前を歩く。
後ろで、あっひゃっひゃっひゃ！と
覚と夢は爆笑している。
若利は、それを静かに見ていた。
本当に、夢のイメージはぶっ壊れたよ。
まったく。
貴「カツカレー１つ」
夢「あ、私もそれにしようかな」
昼食の時間の食堂にて。
『それにしても、毎日食べてるわよね』と、
トレーを持った夢からの冷たい視線。
良いじゃない。好きなんだもの。
貴「若利も毎日ハヤシライスですー」
夢「え？でも今日は食べてないわよ」
貴「え！！」
あの若利がハヤシライスを食べてないだと！？
カツカレーの乗ったトレーを持って、
若利の座っているテーブルに急ぐ。
貴「どうして食べてないの！？」
若「ハヤシライスのルウが切れたらしい…」
覚「だから、売店でオニギリ買って食べてる」
貴「ほぉー……」
見るからに落ち込んでいる若利。
私は若利の前に座って、
お皿を若利にスススス…と置く。
貴「少し食べても良いよ。カレーだけど」
若「だが、それだと幸の分が…」
貴「私は食べても食べなくても平気なの。
若利は部活があるんでしょ。お食べなさいな」
若「…ありがとう」
まぁ、私はなんて優しいの。←
でも、そんな私でも下心があったりして。
夢「下心があるんでしょ。間接キス♡」
貴「なななな！何を言ってるの！？！？」
夢「悟ったり〜」
くそっ…こいつ覚の分身かよ。
覚の方を見れば、仲間だ！という目で
夢を見ている。散れ散れその視線。
そして、夢は覚に何かゴニョゴニョと話す。
夢「若利くんが違う物を買えば良かった話では？」
覚「案外、若利くんも幸も馬鹿だから」
夢、覚「「まぁ、面白いからいっか！」」
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ぱすた。(プロフ) - すみません！途中から合ってましたね、、、。 (2018年7月1日 10時) (
レス) id: 7b1bde7552 (このIDを非表示/違反報告)
ぱすた。(プロフ) - 突然にすみません。鷹匠監督とありますが、鷲匠監督ではないでしょうか、、。こちらが間違っていたら申し訳ありません。とても面白いです。評価もさせていただきました！！ (2018年6月30日 21時) (レス) id: 7b1bde7552 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かおぴー | 作成日時：2017年11月12日 9時
