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「君、強いんだろう」
「まあ、そこら辺の人よりかは」
「いいね。……ねぇ、僕と」
ジャキン、と金属が擦れる音。その腕に鈍く輝く武器が添えられているのを見て、なるほどと頷いた。
「遊ぼうよ」
そう言うや否や、姿勢を低くして迫るその人。なんとなくこの人が、僕を呼び出したヒバリさんなんだろうなと見当を付けて、最低限の動作で躱す。嬉しそうな笑みを口元に浮かべて、目には好戦的な光を宿したヒバリさんは、何度も何度も武器を振るった。
それを避けて、躱して、どうしたら止まるんだろうなと思案する。今僕は丸腰だし、斧なんて振るえば、その腕を切り落としてしまう。ああ、また弱い者いじめだ。
「どうして攻撃しないの」
「武器がないので」
「体術が苦手って訳でもないくせに」
不満げに口を尖らせるヒバリさんは唐突に攻撃をやめた。満足していなさそうな顔をしていながら切り上げるものだから、不思議に思ってヒバリさんを見れば、また机へと戻っていく。その姿を見てようやく話ができそうだと思って、答え合わせをするために口を開いた。
「あなたがヒバリさん、で合ってますか？」
「そうだけど。……僕のこと知らないの？」
「知らないですね」
そう、なんて呟いてさっきの不満げな顔から楽しそうな笑みを浮かべる。なら、と取り出したのは1枚の紙切れ。ペンと一緒に渡されたそれには風紀委員会と書かれていた。委員会の入会申請？風紀委員ってこういうの出さないといけないの？
それで？とヒバリさんを見れば、察しが悪い子を見るような、呆れた目を僕に向けている。
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怜(プロフ) - 茨の谷の第2王子(ヲタク)←王子がそれでいいのかさん» リボーンいいですよね……読んでくださってありがとうございます！ (2022年10月14日 0時) (
レス) id: 37b3e8feed (このIDを非表示/違反報告)
茨の谷の第2王子(ヲタク)←王子がそれでいいのか - リボーンしゅき (2022年10月8日 0時) (レス) id: 304b99e4d1 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - リィさん» ありがとうございます！信者くんがまたトリップしたら面白いだろうなと思って書き始めたものですが、そう言っていただけると励みになります。これからもよろしくお願いします！ (2022年10月1日 3時) (レス) id: 37b3e8feed (このIDを非表示/違反報告)
リィ(プロフ) - DBDもリボーンも知らないのに見始めました。ツイステのDBD見てて面白いなぁって思ってみ続けてます。更新頑張ってください！ (2022年9月30日 17時) (レス) id: 1730b53d16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜
| 作成日時：2022年9月25日 1時
