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笑みを浮かべて誤魔化す。もう、ってため息をついたユウくんは僕から目を逸らした。
今回は誤魔化されてくれるらしい。良かった。あのまま問い詰められても言えることは何もないからね。そういう契約だから。お仕事に関して何も漏らさないようにって契約書にサインさせられたし。
「ううっ……ユウとAが負けたら、オレ様ずっとアズールにこき使われちまうのか?」
「きっとなんとかなる……たぶん」
「そうならないように僕たちが頑張ってるんでしょ」
「…………」
泣きべそをかくグリムを抱き上げてあやす。かく言う僕も不安だ。
身近で見てきたからこそ分かる。これはそう簡単に解決できるような問題じゃないってことが。
どうしたものか。難しい顔をしてしまった僕を見て、グリムはさらにしょげた。
「アズールのユニーク魔法は『
「発動条件が難しい魔法ほど、効果は大きいって言うけど……タチ悪いッスよね〜」
「取り上げた能力は契約書に封印されていてアズール本人はいつでも使えるらしい」
「!!じゃあ、アズールが難易度の高い魔法を何種類も使いこなしてたのは、まさか……」
「十中八九、契約者から担保として奪った能力でしょーね」
インチキだと憤るジャックくん。インチキとは言い切れないよ。使いこなせなきゃ、どんな能力も即刻ガラクタに成り下がるんだから。
DBDだってそうだ。いくら能力がいいキラーでも使えなきゃ意味がない。能力を理解して熟練の域まで練習してから、初めて扱えるって言える。
アズール先輩はきっと、今まで奪った能力の些事まで理解してどんなときに使えば有効的か、全部分かっているはずだ。
「俺も能力を担保に取引したことがないからどういう理屈かはよく知らねぇが」
「え?それなら、レオナ先輩はなにを担保に取引を?」
「グルル……なんだっていいだろうが。思い出させるんじゃねぇ」
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怜(プロフ) - もち。さん» ありがとうございます!自分の手の中にあるとなお愛おしくなっちゃうんでしょうね……更新頑張りますねー! (2020年12月29日 1時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
もち。(プロフ) - フロイドに抱きこまれて一緒に寝ちゃうの可愛いかよ…っ!と思わず顔面を覆いました笑お気に入りだからエンティティ様の加護じゃなくて自分の手で護りたいのかい?フロくん…獲物は逃さないでね…更新楽しみにしてます!しかしながら無理はなさらず!応援してます! (2020年12月26日 22時) (レス) id: 2eef4b8e10 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - yozakura5011さん» ありがとうございま〜〜〜す!! (2020年12月24日 14時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
yozakura5011(プロフ) - とても・・・とても好きです・・・(鼻血) (2020年12月21日 0時) (レス) id: 87d7c098c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:怜 | 作成日時:2020年12月12日 1時