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警備員に眠ってもらって博物館から出る。すると、エースくんはまだ警備員と仲良くお喋りをしていた。
すごいね……。僕だったらこんなに長くは保たないや。

こっちに気付いたエースくんは会話を切り上げてこっちに来る。警備員はどうもご機嫌らしかった。ルンルンで尾ビレを動かしていて、エースくんって本当にすごいな。


「そっちの首尾、どうだった?」

「写真はゲットしてきた!楽勝だったんだゾ♪」

「エースくんのおかげだね」

「なぁに、A。オレがすごいからって惚れた?」


照れ隠しをするように僕を茶化すエースくん。微笑ましくなってそうかも、とノリにのってみた。ケラケラと笑ったエースくんはバカだろって僕の額を小突く。


「ま、惚れても無理はないよな。……んじゃ、早いとこ学園へ戻ろうぜ」

「ああ。この写真をアズールに叩きつけてやろう」

「……!待て」


長い影が通った。最後の最後に邪魔してくるって本当に嫌な人。

上を見上げれば、長い尾ビレを揺蕩わせてジェイド先輩とフロイド先輩が笑っている。まあ、簡単にいくとは思ってなかったけど。このタイミングか。せめて学内に戻っていたら……。
海の中じゃ満足に戦えないんだよ。まあ、不干渉薬を使われないっていうメリットもあるけど。不干渉薬がなくても、海の中じゃキラーの能力は使いづらいんだから。


「どうやら写真を手に入れられたご様子」

「偉いねぇ。いい子いい子。でも……それ、持って帰られると困るから。オレたちと日没まで追いかけっこしよっか♡」

「やっぱ、そうくるよね〜。こんな楽勝でクリアできるわけないと思った。オレらを日没まで追いかけ回してタイムアウトさせてから、ボコって写真も頂こうってんだろ?」

「そうすればイソギンチャクは解放しなくていいし、この写真も手に入る。それに、僕たちだってイソギンチャクの仲間入りさせれるもんね」


はー、やだやだ。僕はイソギンチャクになんかなりたくないよ。従うのはエンティティさまだけでいい。それ以外は認めない。


「で、監督生、A。こっからどうする気だったわけ?」

「お前らのことだから、考えナシに来たわけじゃないんだろ?」

「とにかく写真を守ろう!」

「時間稼ぎさえ出来ればいいから!」


きっと、向こうで上手くやってくれてるから。だから、頼みましたよ。レオナさん。

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(プロフ) - もち。さん» ありがとうございます!自分の手の中にあるとなお愛おしくなっちゃうんでしょうね……更新頑張りますねー! (2020年12月29日 1時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
もち。(プロフ) - フロイドに抱きこまれて一緒に寝ちゃうの可愛いかよ…っ!と思わず顔面を覆いました笑お気に入りだからエンティティ様の加護じゃなくて自分の手で護りたいのかい?フロくん…獲物は逃さないでね…更新楽しみにしてます!しかしながら無理はなさらず!応援してます! (2020年12月26日 22時) (レス) id: 2eef4b8e10 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - yozakura5011さん» ありがとうございま〜〜〜す!! (2020年12月24日 14時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
yozakura5011(プロフ) - とても・・・とても好きです・・・(鼻血) (2020年12月21日 0時) (レス) id: 87d7c098c3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年12月12日 1時

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