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VIPルームに案内されて、ソファーに座るよう促された。有り難く座らせてもらって、厚意でコーヒーを出される。
ジェイド先輩が用意してくれるコーヒーは美味しいから、丁寧に煎れてくれてるんだろうなって勝手に思ってる。本当に美味しいんだよ。紅茶を入れるのも得意だって言ってたし。たぶん、こういうのが得意なんだろうな。
「それで？僕に相談とはいうのは？」
「下僕にしている生徒たちを自由にしてほしい」
「はっはっは、これはまた……突然横暴なことを仰いますね。僕と契約した生徒、225人の解放ですって？」
225人も下僕になってるんだ。というか、契約する人多すぎない？どうしてそう易々と契約しちゃうのかな？
理解できない、と眉を顰めていれば、ジャックくんが声を荒げる。人数の多さに驚いてるみたいだ。
「さて、監督生さん。あなたは生徒たちを自由にしてほしいと言いますが。僕は彼らに不当な労働をさせているわけではありません」
「彼らは契約書の内容に合意し、僕と『契約』を交わした。『契約』は“可哀想”だとか、そんな感情的な理由で他人が口を挟めるものじゃあないんですよ」
「つまり、一昨日お越しください。……ということです」
う〜ん、やっぱりそう簡単にはいかないよね。そうなると、こっちも同じ条件で挑まないといけないから……。
「だったら、自分も取引します」
「！？おい、お前なに考えてんだ！？」
「ジャックくん、しー。こうするしかないんだよ」
本当は気が進まないけど。というか、本当に嫌だけど。方法がこれしかないんだもんね。契約書は破れないみたいだし。
いろんな方法考えとかないと。一手で敵う相手じゃないし。
「ほう、僕と取引をしたいと？面白いことを仰る」
「あはっ。小エビちゃん、度胸あるじゃん」
「……ふぅむ。あなたが僕と取引したいのはわかりましたが……」
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怜(プロフ) - もち。さん» ありがとうございますー！この3章でぐぐっとレオナさんとの距離が縮まることでしょう、きっと。バトルはお楽しみに！なるべくかっこよくします！ (2020年12月11日 0時) (
レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
もち。(プロフ) - 意外とレオナさん狂信者くんのこと気に入ってて読んでいてにやにやが止まりませんでした。リーチ兄弟と狂信者くんのバトルも気になる…っ！不干渉薬をどうクリアするんだろうか…続きを楽しみにしてます！ひそやかに応援してます。 (2020年12月9日 19時) (レス) id: 2eef4b8e10 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - MAERさん» ありがとうございま〜す！狂信者は何をやらせても楽しいですね……更新頑張ります！ (2020年10月11日 0時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - もち。さん» ありがとうございます！絶対言わせるぞという強い意志を持っていたので言ってもらっちゃいました〜！エンティティさまバンザイ！求愛ネタも書きたかったので……喜んでもらえて良かったです！もち。さんもご自愛くださいね。更新頑張ります！ (2020年10月11日 0時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
MAER - 続編おめです！夢主の性格どちゃくそすこ、、、((やっぱり狂信者は最高ですね、、！ これからも頑張って下さい、！応援してます！ (2020年10月10日 19時) (レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜
| 作成日時：2020年10月10日 1時
