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in 家
天 side
ありえないありえない。
普通ボクでしょう、なんでAはボク以外の人にチョコを渡すの。
若干のイラつきと共に帰宅する。
そしてズカズカと廊下を歩いて行き、Aを見つける。
『あ!天、おかえ…』
天『どうして』
『え?』
天『どうしてボクにチョコくれないの』
自分から言い出すのは悔しいものがあったが、ボクはAにストレートに疑問をぶつけた。
天『楽、龍、それにIDOLiSH7にまで。Aはチョコを渡した。そうだよね?』
『そ、そうだけど…』
天『どうして?君の彼氏はボクだよね?普通はボクに渡すんじゃないの?』
そこまで言うとAはすごく困惑した様子で静かに左手を胸あたりまであげた。
『ごめん、天…多分天は勘違いしてる…』
天『…何を』
『私が皆にあげたチョコは市販で買った義理…』
天『…義理』
…なんで今まで気づかなかったのか……
義理の存在に。
するとAは一旦部屋に行き、何かを持って戻ってきた。
『私が天にチョコを渡さないなんてあるわけない……本命って考えたら恥ずかしくて中々渡せなかったの』
そう言うAの手には、楽や龍が持っていたものとは違う、丁寧にラッピングされた箱が持たれていた。
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メープル**(プロフ) - 壮花さん» ありがとうございます〜!!そのようなコメントを頂けると本当に心の支えになります( ; ; )これからもよろしくお願いします! (2019年10月24日 23時) (レス) id: 0e340cb30a (このIDを非表示/違反報告)
壮花(プロフ) - コメント失礼します。とても面白かったです。これからも頑張って下さい! (2019年10月23日 20時) (レス) id: e005f99cce (このIDを非表示/違反報告)
メープル**(プロフ) - アイシャのジェリービインズさん» ありがとうございます!また小説を書いた時読んで頂けると嬉しいです! (2019年6月12日 7時) (レス) id: 0e340cb30a (このIDを非表示/違反報告)
アイシャのジェリービインズ(プロフ) - 完結おめでとうございます!とてもよかったです!小説楽しみにしています! (2019年6月12日 0時) (レス) id: 8157f14c14 (このIDを非表示/違反報告)
メープル**(プロフ) - 1.9さん» めっちゃ嬉しいですありがとうございます(*^^*)これからも頑張りますね! (2019年4月14日 19時) (レス) id: 0e340cb30a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:メープル** | 作成日時:2019年1月22日 23時