アマリリス (ページ37)

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えんじぇるページ37

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隼side

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「あああああああ、まじ可愛い」

龍友「エンジェル？」

涼太「龍友くん、その呼び方やめましょ」

裕太「いいやん、エンジェル。ほんまにエンジェルみたいな子なん？」

「まぁね」

GENERATIONSの中での会話に出てくるAさんは " エンジェル " と呼ばれている。
由来は俺。天使みたいでふわふわしててめちゃくちゃかわいい、って伝えたら気付けばみんなエンジェル、って呼んでた。

Aさんに入れてもらったホットコーヒー。
お好みで、ってガムシロップを付けてくれるのも優しさ。
俺が途中で甘くしたくなるの、知ってんだろうなぁ。
なんて、このカップを見るだけで数分は過ごせる。

亜嵐「今度紹介してよ。エンジェルの話する割に合わせてくんねぇじゃん」

メン「ほんと。合わせてよー、エンジェル」

玲於「俺と裕太くん誕生日近いからエンジェルのお店でパーティしよ」

亜嵐「それいい！！」

「ダメですってば！」

エンジェルエンジェル、って。
そんな気安く可愛いあだ名でAさんの名前呼ばないで！
どれだけ俺がAさんのことが好きで、思い続けてるかなんて知りもしないくせに。

それに、メンバーに会わせるのはは本当に嫌。
だって、Aさんがコロッ、と誰かに堕ちちゃうかもしれないでしょ？
せっかくここまで距離縮めたのに、そんなの無理！

「エンジェルさんのコーヒーは飲ませてあげても、話させてり会わせたりしませんから」

龍友「独占欲の塊や」

僕らのエンジェル。
俺のAさん。

誰にも渡さないから。

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