百五十四話 ページ10
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第二セットが取られてしまい、第三セット。
持っていたノートをぐしゃりと握りしめて夢中で
観ていた。
影山がツーで決めたり、
点を取り取られの繰り返しのゲーム
息をするのも忘れるくらい白熱した試合は
日向のスパイクで
終わった
『か、勝った！！！勝ったあああああ！』
谷「おおおおお！！！やった！決勝だ！決勝だね！！！」
青葉城西との試合、本当に観ていて面白かった。ハラハラドキドキして心臓が
爆発しそうだったけど
前回の敗北からここまで来れたのは本当に感動した
『山口いいいいいい！！！！！！！！
すごかったよおおお！！！！』
谷「おめでとうううう！」
仁花と急いで下に降りて一番最初にハイタッチをしたのはもちろん山口。
今回は、自分でも成長を感じることができたのか満足気な表情だった
『影山も！あそこでツーはびっくりした！
あれはひどい！』
影「ひどいってなんだよ」
『性格の悪さが滲み出てた！
スパイクスタンバイしてたみんなの顔傑作だった』
影「うるせー」
手を広げてハイタッチを求めると、
少しニコリと笑ってしっかりと両手にバシッと叩いてくれた
『やっと白鳥沢だね！』
日「ジャパン！絶対倒す！」
『うん！期待してるぞ！』
みんなと喜びを分かち合う。
試合がますます楽しみになりテンションも高くなった。
ただ純粋に勝利を喜べるこの幸せな瞬間が
まさか
こんな形で変わってしまうとは
この時はまだ思ってもいなかった
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伊黒side
バレーの試合が終わり、甘露寺と共に客席を離れた。
タイミングが良いのか悪いのか、
この会場から少し離れた山で
鬼の出現の情報が端末に送られる
帰る支度をしている烏野高校の中に藤咲の姿を見つける。
俺たちの姿に気がついたのか、端末を持ったままこちらをみる
伊「鬼は５体。甘露寺、俺たち２人で行けるな」
甘「もちろんです。Aちゃんのこの時間、邪魔するわけにはいきません！」
隣に立つ甘露寺が、
俺たち二人が任務に行くことを、手のサインで伝える。
すると、安心したように笑い、俺たち二人に頭を下げた
甘「任せなさい！行きましょう、伊黒さん」
伊「ああ。行こう」
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豆大福 - 部活のみんなの優しさが…！更新ありがとうございます！楽しく読ませてもらってます (2020年5月7日 14時) (
レス) id: 124730b04b (このIDを非表示/違反報告)
あーさん(プロフ) - ドッキドキしながら読みました！！めちゃくちゃ面白いです。みんなに正体が明かされる瞬間が少し怖くもあり楽しみすぎます…！！これからも応援しています！ (2020年5月6日 22時) (レス) id: 19c0d362e8 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - 初コメ失礼します！いつも面白く見ています！一回読むと病みつきになりますね！（どっかのコマーシャルかよ。）更新も早くて、ヽ(；▽；)ノこうなってます！wwこれからも頑張ってください！かなちゃんすこ！！！ (2020年5月6日 21時) (レス) id: ef7e00567c (このIDを非表示/違反報告)
みつり(プロフ) - もう控えめに言って最高ですね。更新の速度も早いしいつもワクワクしながら見させてもらってます！これからも頑張ってください！ (2020年5月6日 21時) (レス) id: 9454e35235 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶タピオカ2号(プロフ) - とても面白かったです( ≧∀≦)ノこれもうじき皆にばれるし夢主もかなりヤバイ状態じゃん(*;ﾟ;艸;ﾟ;) (2020年5月6日 21時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：総陽♪ | 作成日時：2020年5月4日 0時
