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中忍試験の予選は1週間行われた。
カカシは待機中なのに時々奈良家に顔を出したりしてくれていた。
今日は来なかったな。なんて思っていると、夕方、奈良家に迎えに来てくれた。

「色々話さないといけないんだ。」
「どうしたんですか?」
家でカカシが話を切り出した。

「大蛇丸は俺の部下のサスケも狙っていた。サスケは俺の左目と同じ写輪眼をもっているんだ。両目にね。」
その写輪眼が欲しいんだよとカカシは言う。
写輪眼の凄さはよくわからないけれど、里の誉れとされているカカシが写輪眼のおかげとも言える事を以前聞いたことがあるので、その凄さは少しだけだがわかった。

「カカシさんは大蛇丸から狙われないんですか?」
「俺はうちは一族ではないから、写輪眼が使うとチャクラを消費し過ぎてバテるけど、サスケはうちは一族で体も適合している。大蛇丸は体ごと乗っ取るために欲しいんだろう。」

子供という事もあるだろうが、大蛇丸もうちは一族ではないためチャクラの消費が激しくなるのは避けたいはず、ならば乗っ取ると言うのが推測できる。
あの若さもそれで手に入れたものだろう。とカカシは考えていた。

「私が狙われているのもチャクラを生産できるからみたいですが。」
「研究や乗っ取る時に必要なんだと思う。大丈夫。必ず守るよ。」
「、、、サスケくんを優先してください。私は奈良家にいます。だから、大丈夫です。」
流石に大蛇丸から2人を守るのは難しいそうだと思い、Aはしっかりカカシの目を見て伝えた。

「、、、。そーやって突き放されてるみたいで悲しーなー。」
「え!そ、そんなつもりは!」
「じょーだん。俺の部下を大切に想ってくれてありがとう。」
でも、とカカシの額が自分と合わさりながら話してきた。

「きっと、もしもの時君は無理をするんだろう。」
「、、、。」
「でも死なないでくれ。」
「、、、努力、してみます。」
うーん、まぁまぁの返答かな。前だったら返事をせずに苦笑いで終わっただろう。これも成長か。とカカシは思いAの頭を撫でた。

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設定タグ:naruto , はたけカカシ   
作品ジャンル:アニメ
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アイ(プロフ) - アボガドさん» ボードに書いていいですか?? (2020年11月24日 17時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
アボガド(プロフ) - アイさん» おもしろそーですね、ナルトの妹、ifとかシンプルでいいんじゃないですか?笑 (2020年11月24日 17時) (レス) id: 02506a5b2f (このIDを非表示/違反報告)
アイ(プロフ) - 作品のタイトルで、もしもナルトに妹がいたらどんなタイトルがよろしいですか? (2020年11月24日 16時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 雪華さん» とても嬉しいのですが、自分に掛け持ちできる能力はないので、すみません。。。誘っていただきありがとうございます! (2019年4月27日 15時) (レス) id: 02506a5b2f (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - あの、良かったら私と一緒にnaruto恋愛長編合作しませんか?逆ハーとデイダラ落ちで。 (2019年4月27日 11時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アボガド | 作成日時:2019年4月18日 12時

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