why (ページ10) - 小説/夢小説

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「さて、そろそろ行こうか。」
「あ、はい。、、、またね。」
終いにはAの周りは鳥なども寄ってきていた。これ以上はまずいと思いカカシは買い物を再開することにした。

「今日の夕飯は何にしましょうか？」
「そうだなぁ。じゃあ、Aの好きなものにしよう。」
「え、、、じゃあお店で安かったもので。」
そうきたか。とカカシは少し困ったが、決まらないようなので、そういう事にしといた。

「よし、じゃあ帰りますか。」
「はい。」
今日は野菜が安かったので鍋にする事に決定だ。まぁ、物を切って温めるだけだし。

...

家について野菜を切る係と味付け係。Aは切る方だ。まだ少しだけしか一緒にいないがAの事は何となくわかってきた。

「切り終えたので入れていいですか？」
「あぁ俺が入れるよ？」
「じゃあ、お願いします。」
「うん。」

Aとの生活は何故かすんなり馴染む。きっとAが直ぐに懐いてくれているおかげだろう。まぁ頼る人が限られているのは確かだけれども。しかし、俺も里の忍。
まだ疑わずにはいられない、彼女がいくら一般人であろうと。

ご飯を食べながら明日の話をした。
「明日はまた火影様に会いに行くよ。」
「あ、はい。」
「実は明日から俺は任務があるから、その間Aは火影様の命に従ってね。」

「任務、、、ですか？」
「任務の内容は基本言えない事になってるんだけど、俺ら忍びは依頼を受けて任務をし報酬を貰っている。軽いもので草刈りとかだけど、もっと行けば戦争の参加なんかもあるよ。」

「戦争の参加、、、。すみません。ここにきた時私、私の世界でこの世界の忍がいたら戦争で使われ世界が変わっていただろうなんて。。。」

そう。この世界では普通に現実としてある事を最悪の定で話をしてしまっていた。Aは申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

「大丈夫。昔は多かったけど今は割と落ちついてるんだ。気にしてくれてありがとう。」

「、、、私の世界も昔は戦争がありました。それこそ、１つの爆弾で何千万という人々が亡くなるほどの威力で。今は平和条約を結んでいて、争い事は一応ないです。」

「、、、一応？」
今度はカカシがAの世界へ質問した。