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(君には不思議な力がある。その1つは私たちのような動物を引き寄せるね。今まで動物達から好かれる経験があっただろう。私達にとっては君は愛おしい存在なんだ。だから君の周りの動物達はきっと助けてくれるだろう。)
まぁそれで周りからの目が変わってしまったかもしれないが。過去を見た楼はそう思った。

「、、、私はそんな存在じゃないのに。」
(A。君の存在を君が否定してはいけないよ。私は君の存在に惹かれたのは確かだけれど、今会って君と話をしてAという存在に惹かれたよ。優しい子だ。君のおかげでまたこうやって走る事ができた。)
「え?私のおかげ?」

さっき説明してくれた私の力の1つというのも気になるが私のおかげとは、どういう事だろうと聞こうとしたら突然光が目の前にあった。

(そろそろ戻らないとね。A降りてくれるかい?)
「!はい、すみません。」
(謝ることはないよ。そうカカシが教えてくれたんだろう?)
「!、、、ありがとうございます。」
それを聞いて鹿は微笑んだ。

(私はもういくけれど、Aの幸せをいつも願っているよ。幸せな時間をありがとう。)
「え?」

(さぁ、わたしから手を離して夢を覚まそうか。きっとしばらくは会えないといいが。またね。A。)
そう言って光の方へ進む鹿。自然と手が離れる。

眠りから覚めるように目を開ける。そうだった。夢を見ていたんだった。忘れるくらいリアルなものだったなとAは思う。

「、、、おかえり。A。」
「え!か、カカシさん?任務は?」
「終わったよ。その鹿と夢を見ていたようだね。」

目を覚ますとすぐ近くにカカシはいた。任務が終わるくらい寝てしまったのか。

「あ!仕事!」
「あぁ、起きたかA。」
「シカクさん‼すみません。」
「いや、楼に付き合ってたんだろう。大丈夫だ。」

あたりは少し暗くなって来ていた。そんなに寝ていた気はしないが、時間の流れが違うのだろうか。

本来ならカカシもここに入れない。しかし、一応Aの監視役という立場のためシカクさんの許可を得て入れて貰った。

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設定タグ:naruto , はたけカカシ   
作品ジャンル:アニメ
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アボガド(プロフ) - マナさん» なんでしょう?何か間違えてましたかね? (2021年7月18日 21時) (レス) id: 02506a5b2f (このIDを非表示/違反報告)
マナ - アボガドさん» こんばんは…聞いてもいいですか? (2021年7月17日 18時) (レス) id: 961826b387 (このIDを非表示/違反報告)
アボガド(プロフ) - アイさん» ありがとうございます! (2020年12月5日 18時) (レス) id: 02506a5b2f (このIDを非表示/違反報告)
アイ(プロフ) - アボガドさん» この作品の続きが気になります……更新頑張ってください!m(_ _)m (2020年12月5日 7時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
アボガド(プロフ) - アイさん» よく分かってませんけどどうぞ笑 (2020年11月24日 17時) (レス) id: 02506a5b2f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アボガド | 作成日時:2019年3月17日 22時

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