why (ページ22) - 小説/夢小説

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「、、、ここは？」
「これは慰霊碑じゃ。ここに刻まれている忍びは任務中に殉職した英雄達よ。」
「殉職、、、英雄。」

死んだって事か。里のために。周りのために。
そう思いながら何かのためにできるのなら羨ましく思うAがいた。

「今の木の葉があるのはこの者達のおかげじゃよ。もちろん今おる者達も全員で作り上けてきた木の葉じゃ。だからワシはこの里を愛しておるし命をかけてこの木の葉を守る。」

、、、なんて強い人なのだろう。この人だからみんなはこの方を長に讃え、慕い周りが集まるのだろうなと感じる。

「ヒルゼンさんがいてくれるからここの人達はとても安心して暮らせるんですね。」
「そうありたいと思っておるよ。」

「今日は時間を取って頂きありがとうございました。お忙しいのに。」
「なぁに、ワシも息抜きが必要での。とてもいい息抜きであった。こちらが礼を言わなくてはな。」

まさかそんな事を言われるとは。Aは何故か焦った。とんでもないです。というしかない。

「どうやらAの力は動物だけではなく、人間にも少し効くようじゃ。」
「え。」
「お主とおると落ち着くでの。まぁ悲観的過ぎて周りがほっておけないのがあるのかもしれんが。」

周り？少し疑問に思ったが落ち着くなんて言われ慣れてなく、照れながらお礼を言った。悲観なのは最早無意識なのですみませんとだけ伝えた。

「そこが治るのを気長に待つとするかのぉ。」
笑いながら言われて努力します。とは言っておいた。

「、、、そろそろ呼ぶとするか。」
「？」
「ほれ。お主らこんか。」
「え？」
火影様がそういうと、テンゾウといつの間に任務から帰って来ていたのかカカシもいた。