【見習いガチ泣き】僕の考えた最強の乗っ取り対策2【刀剣乱舞】

最強乗っ取り対策13 ページ15

九条「実はね、呪具って2種類あるんだよ。一般的なのは全体効果があるやつなんだけど、単体特攻の呪具もあるからね…」

じゃあ、乱は単体特攻の強力な呪具を使われたってことか…！
石切丸「彼女は呪術師の家系だったね。…なるほど。厄介極まりない」

薬研「乱はどうしたら良いんだ…？」
三日月「起きたら本気で見習いの仲間になるかもしれぬな。だが、俺達ではこの呪術はどうにも…」

くそっ…何か手は…！！神をも蝕む呪術とか本当に厄介だな…。相当歴史のある家系か。

九条「厄介だね…。作戦も大幅に変更せざるを得ないし。…そうだ。Aさん、1人呼んでも良いかな？」
『え？まあ…良いけど…』



数分後…。男性が1人やって来た。おそらく九条さんの上司。

藤村「初めまして、藤村祐希と言います。Aさんですね。見習いに呪具を使われたと聞きましたが…」
『はい！それがですね、単体特攻の術式…なんですよ…』

そう言うと、藤村さんの顔が深刻なものになる。
藤村「マジかよ…ちょっと失礼しますね。…ここまで強力なのは俺も初めて…かもしれません」
一期「そんな…乱！！」

やばい。展開がシリアスになってきた。そう思ったその瞬間。
乱「こんなのに、負けてたまるかぁぁあ！！！」
『！？！？ｴｯみ、乱さん?』

今まで意識を失っていた乱が起き上がったのだ。え？めっちゃ元気やん。どういう事？

乱「っと…はぁ。スッキリした！！」
清光「ちょ…はぁ！！？？」
厚「(思考停止)」
乱、いや、MIDAREは立ち上がってこう言った。

乱「皆、迷惑掛けちゃってゴメンね？でも、ボクならもう大丈夫だよ。呪い、ぶっ飛ばして来たから！」

その後のMIDAREの話によると、夢を見ていたらしい。夢の中で、美咲が「私の方が良いわよ。こっちに来ない？」と言ってきたのだという。
乱「でもさ、ボクがそんな誘惑に負けるわけ無いじゃん。」
鶴丸「こりゃ驚いたぜ…こわ…(小声)」


シリアスになるかと思われたが、盛大に期待を裏切られた。結論【MIDAREさん強すぎ】
堀川「えっ、本当に呪具に勝ったんですか？」
乱「あったり前じゃん！」




江雪「恐ろしい……」
『何だかなぁ…。やっぱりギャグ本丸はギャグ本丸か！』

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