宵崎? ページ26
ナホヤside
宵崎はオレが頭を撫でてから、しばらく動かなくなった
ナホヤ「A?」
ソウヤ「A、どうしたの?大丈夫?!」
アングリーとそう名前を呼ぶと、Aは真顔で何もない方向を見ると
『あいつらは絶対に許さない』と先程まで見ていたAの澄んだ青の瞳ではなく、色を失ったような目でそう呟いた
オレが言葉に詰まっているとアングリーも、なんと言葉を掛ければいいか戸惑っていると
『先輩方、もう行きましょ!』
そう言うAを見ると、目が笑っていなかった
『あ!実は兄さんが二人に会いたいって昼休みぐらいに連絡来たんですけど…お時間ってありますか?』
思い出したように提案するAは
まるで先程の事がなかったかのように明るさを取り戻していた
_________
來「いやぁ〜来てくれてありがとなぁ。
スマイリー、アングリー」
ナホヤ「…Aの上ってこの人の事だったのかよ」
ソウヤ「お久しぶりですね、來さん」
來「おー」
…ちょっと待ってくれ。
なんで先輩方と兄さんが面識あるんだよ
んで、なんで同窓会みたいな空気なんだよ。
來「A、そういや明日…提出物があるだか行ってたよな??」
『あ、そうだった。すみません、失礼します』
私が部屋に向かうと、さっきまでの騒がしい声は聞こえなくなっていた
その話はAの過去の話だったのは彼女は知るよしもないだろう。
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ヰAKATSUKI(プロフ) - 嬉しいコメントありがとうございます!面白い作品が作れるよう精進しますね! (2021年10月21日 17時) (レス) id: cf77d2494b (このIDを非表示/違反報告)
マイマイマイキー - ヰAKATSUKIさん» うん。面白い…思った通り面白い。体には気をつけて更新頑張って下さい! (2021年10月21日 16時) (レス) @page39 id: ce7ca8cbb8 (このIDを非表示/違反報告)
ヰAKATSUKI(プロフ) - 初めてコメントを戴いたので、嬉しい限りです!高く評価して貰えるだなんて…貴方様こそ神ですか!! (2021年10月18日 21時) (レス) id: cf77d2494b (このIDを非表示/違反報告)
癒し系猫 - うっっっわ!!!!めっちゃ最高です!!え?神ですか!?神ですよね!?(混乱) (2021年10月18日 21時) (レス) @page37 id: 5f340e67e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヰAKATSUKI | 作成日時:2021年8月19日 12時