お尋ね者４-マルコ隊長は困ってる【ONE PIECE】

この船の天使達(ゲス顔) ページ6

。


艶のある高い笑い声は、
屈強な男達の群衆の中から聞こえてきた。




ナース「そこのアナタよく言ったわ！」




仁王立ちし腰に手を当てビシッと人差し指をAに向けたのは、この船の医療班のナースだった。


どうやら、端の方で私の会話を聞いていたナースちゃん達が、加勢に来てくれたようだ。

ナース達はAと男達との間に入り




ナース「その子の言う通りよ！！」

ナース「アナタ達の理不尽な物言いにはもうこりごりだわ！」




今まで溜まっていたのであろう様々な抗議の声を男達に浴びせる

抗議って言ってもナース達による一方的な言葉のメスをブスブス刺してるような状態


おいおい、世界最強の海賊団のクルー達が涙目じゃないか…もうその辺にしておやりよ

あぁ…白衣の天使がゲス顔でニヤニヤしてる。

ナースちゃん達、確信犯やな……




アル「久しぶり…A君…いえ、Aちゃんか。」

貴方「アルさん…！」




その内の1人は、私がこの船に来たばかりの頃、薬品庫の薬草が混ざり困っていたのを少しだけフォローした時に仲良くなった新人ナースちゃんのアルさんだった

どうやら、今はナース長をしているらしい




ナース「どいつも口を開けば女、女…それしか言えないの？いい加減五月蝿いわ！！」

船員「お、女で戦闘員でも無いお前らが余計な口突っ込むんじゃねェ！！」

貴方「知恵も実力も無いのに、男というだけで優位に立っている気になれるなんて…
さぞかしその身分の者から見える景色は絶景なのだろうなァ？」

船員「テメェ…！！」

船員「お前より俺らの方が下だと言いてェのか…？」

貴方「無い脳みそをフル回転させて自分との実力差を埋めようとするお前らの姿は…実に滑稽だと言っているんだよ。」

船員「なにィ…！！！」





あーー楽しい(ゲス顔)

言語機能故障中→←勝負の結果は…

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す