変わらないコト1 ページ15
。
貴方「1人部屋なんて悪いな。」
マルコ「んな事、気にすんなよィ」
私は一番隊副隊長、おまけに女という事もあり、1人部屋が割り当てられた。
マルコ「俺は昔と同じ、この部屋の隣だ。何かあったら遠慮なく呼べ。」
貴方「うん、ありがとう。」
マルコ「……A」
さっきまでの酒が入り陽気そうにしていたマルコだったが、
突然、真剣な面持ちで私の名を呼んだ
マルコ「今度は、俺がお前を守るからな。」
貴方「じゃあその背中を私が守る。」
マルコ「ックク…やっぱり変わらねぇな。」
マルコの大きくて頑丈な手が、私の頭をガシガシとやや乱暴に撫でた。
昔と変わらないその撫で方に、本当に帰って来れたんだと実感させられる
最後に髪をそっと整えるように撫でてくれるのも昔と変わらないな…
蛇王〈おい、A〉
貴方(何、今めっちゃ感動シーンなんだけど。)
ポケットの中にいるキングが、私に話しかけて来た。
キングは身体大きさを自在に変えられるため、普段はポケットの中でコインほどの大きさになって隠れてもらっている。
蛇王〈もし次、ムッツリパイナップル野郎を追っかけて我を連れたまま海へダイブしたら
今度はテメェを地獄へダイブさせるからな。〉
貴方(……肝に命じておきます。)
キングの目と私の目を交換移植してから、テレパシー的な感じで会話できるのはいいんだけど、
正直こういう時には黙ってて欲しい。
蛇王〈……あ"ァ?〉
貴方(いえ、何でもございません。ごめんなさい。)
撫でられた後、私の反応が無い事に心配になったのか、マルコが私の顔を覗き込む
マルコ「……やっぱりこの歳で撫でられるのは嫌かィ?」
貴方「ち、違う。」
今のはキングが悪……いえ、私が悪いのであってマルコは悪くない。
そんな事情を知らないマルコは少し悲しそうに私を見ている
勘違いされたままなのも嫌なので、私はそのままマルコに抱きついた。
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勿忘草 - 社長w栄養管理士(バナナワニ限定)だったんですかwww (2020年6月30日 20時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
仮面タロウ(プロフ) - ジャックリップさん» 親父過激派海賊団!それが白ひげ海賊団だ!←、コメありがとうございます!今ちょうどスランプ気味で…出来次第すぐあげます!長らくお待たせさせて申し訳ありませんがもう暫くお待ちください…! (2019年8月6日 12時) (レス) id: 2292ab7783 (このIDを非表示/違反報告)
ジャックリップ - 親父…それは萌えだぜ( '-' )ズッキュッーン!!←はい、えーっと、取り敢えずすっごい面白くってドストライクなので続けてくれると幸いです。完結するまで応援します。(o_ _)o (2019年8月6日 2時) (レス) id: 40441f3b37 (このIDを非表示/違反報告)
仮面タロウ(プロフ) - 柳さん» コメントありがとうございます!そう言って頂けて感激です!!最終的にはオヤジさんを優先する白ひげ海賊団のオヤジ愛が個人的には大好きなので、そういった話を載せられればなぁ、と思っています! (2019年7月28日 21時) (レス) id: 2292ab7783 (このIDを非表示/違反報告)
柳(プロフ) - マルコとエースの喧嘩の落ちがヤバイwww思わずにやけましたwそれにオヤジものるって言うwいつも楽しく読ませて頂いております!私もマルコ推しなので幸せです!!めちゃくちゃ目の保養です!これからも頑張ってください!! (2019年7月28日 20時) (レス) id: 1a02a166b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:仮面タロウ | 作成日時:2019年6月12日 17時