お尋ね者４-マルコ隊長は困ってる【ONE PIECE】

吹っ切れた長男 ページ26

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次の日から、マルコは吹っ切れた。


Aが幼い時と同じように、
朝は同じ新聞を読み、日中は2人部屋にこもって仕事をし、夜は隣で夕食を共にする。

そんな生活を送っていた。


昼食後、Aはいつものように、自分とマルコの分のコーヒーを両手に持ち、彼の隣に座る

マルコは当然のようにそのコーヒーを飲みながら読書をしていた。




サッチ「あれ？お前が昼間コーヒー飲んでるなんて珍しいな。」




今まで朝しかコーヒーを飲まなかったマルコが昼にも飲んでいた事に、
いつも皆の食の好みを把握しているコックでもあるサッチは単純に気になり質問した




マルコ「Aが食後に飲んでたから試しに飲んだらクセになったんでィ。」

貴方「何故か食後にコーヒー飲みたくなるんだよなぁ…」

マルコ「前は謎だったが、今ならその気持ちがよくわかるよィ。」




その時サッチは「いやそれ結婚した夫婦が食の趣味似た時する会話じゃん」と喉まで出かかったが、すんでのところで言葉を呑み込んだ。


そんな2人の様子に周囲は…




「お前らって、どう見たって…」


「犯罪者と純粋無垢な少女」

「援助交際」

「パイナップル」


マルコ「おい最後の誰だァ！ただの悪口だろィ！！」


貴方「違うよ、マルコはムッツr((…」
マルコ「Aお前がその言葉を理解して言ってんのは分かってんだぞ。」

貴方「……oh…」


サッチ「別にお互い好きでくっついてんだからいいんじゃね？」

ハルタ「A！イヤだったり近づいて欲しくない時はすぐに言うんだよ…？」

貴方「……別に…嫌じゃないから大丈夫。」




呟くように言いマルコの服の裾をキュッと掴んだ
そんなAに対しマルコは片手で顔を覆い天を仰ぐ。




ハルタ「…………ほら、だから心配なんだよ僕は」

サッチ「違いねぇ。」

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