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ヘビースモーカー1 ページ16



《スモーカーside》



スモ「___ッハ!!」




ここは…医務室か…?
そうだ、俺はあの女に…!!




青雉「お、ナイスタイミング。目覚めはどう?」




ちょうど医務室に入ってきたクザンは、近くにあった椅子に腰掛けた。




スモ「…最悪だ。」

青雉「クックック…だろうねぇ。まさかあの白猟のスモーカーが、道力5の女の子にやられるとはなぁ?」




クソッ…人ごとだと思いやがって…




青雉「…で、Aちゃんと何があったんだ。」




さっきのふざけていた雰囲気とはうって変わり、真剣な顔で俺を見るクザン。

気絶する前の記憶をたどりながら
俺は持っていた葉巻に火をつけふかす。


一呼吸ついた後、Aの部屋に入ってからの経緯をクザンに説明した。




青雉「そりゃ、スモーカーが悪いな。」

スモ「ンな事アンタに言われなくても分かってるっての…。」




俺は乱暴に自分の頭をかきむしった




青雉「んー…じゃあAちゃんは、見ず知らずのおっさんに添い寝された事に驚いて攻撃した訳じゃなく、素顔を見られたから攻撃したってワケか…?」

スモ「おい、おっさん言うな。…あぁ、そうだ。でもまさか、素顔見られたくれぇでここまでされるとはなぁ。」

青雉「Aちゃんからしたら俺もお前もおっさんだろォ?…まぁ、そんな事より…えーと…何だ。…忘れたからもういいや。」

スモ「よくねぇよッ!!…あの面の女の素顔のことだろう!?」




そうだそうだと言い俺の方に向き直る。

俺はため息と共に煙を吐き出した。

吐き出した葉巻の煙を目で追いながら、眠っていたAの顔を思い返す。




スモ「別に隠すほど酷ぇ顔してるわけじゃ無かったし、むしろ良((ゲフンッ …っ…まぁ、気になる所は無かった。」

青雉「…へぇ。」




しばらくクザンは考え込んでいたが、途端ニヤッとした顔で俺の顔を覗き込む




青雉「まァ、これに懲りて、いくらイイ女でも部屋には無断で入らないこったなァ?」

スモ「ウルセェ!余計なお世話だ!!」

ヘビースモーカー2→←キジ部屋は少し臭う3



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シルクハット - 腹筋崩壊wwwおもしろいです!!ww (2022年1月13日 14時) (レス) @page43 id: c3c875e48d (このIDを非表示/違反報告)
仮面タロウ(プロフ) - チョコザイさん» ありがとうございますっ!! (2019年4月24日 10時) (レス) id: 2292ab7783 (このIDを非表示/違反報告)
チョコザイ(プロフ) - 面白すぎるwww (2019年4月23日 22時) (レス) id: 27f61a54e7 (このIDを非表示/違反報告)
仮面タロウ(プロフ) - 有馬さん» コメントありがとうございます!正直主人公のキャラ本当にコレでいいのか…と悩んでいたのですが、有馬さんのコメで勇気付けられました!!更新頑張ります(*´ω`*) (2019年4月8日 20時) (レス) id: 2292ab7783 (このIDを非表示/違反報告)
有馬(プロフ) - すごい面白いです!主人公の落ち着いた雰囲気で、ギャグ線高いセリフ言われて思わず笑っちゃいました!とても楽しく読ませてもらってます! (2019年4月4日 20時) (レス) id: a660eb940f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:仮面タロウ | 作成日時:2019年3月11日 11時

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