【過去編】彼女の復讐3 ページ6
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「娘との復讐のための日々も今日で終わりね…もう逃げられない所まで来てしまったわ。」
彼女は、窓の外をチラリと見た後、下がらせていたAを呼んだ。
「A、外の様子はどう?」
貴方「……既にこのホテルは、ドンキホーテファミリーの幹部に囲まれています。」
ロシ「そんなバカな!?今回の任務は俺だけの筈だ…」
「ドフラミンゴも私の8年の行動に何か勘付いたようね。…それにアナタの任務の遂行状況の監視も兼ねていたようだわ。」
あぁ、ドフィなら確かにやりそうだ。
「今すぐその子を連れて、ここから脱出してください。…あぁ、安心して?貴方には迷惑はかけないわ…私の死体の影武者は用意させてあります。」
彼女が部屋の本棚にあった細工を起動させると、中から隠し通路が現れた。
「最後にアナタにお願いがあるわ…その子をファミリーに入れさせてほしいの。」
ロシ「こんな幼い子供…無理に決まってるだろう。」
「あら?あのファミリーは年齢や見た目は気にしない筈ですよね?」
それに、ドフラミンゴは血縁者に弱い…その事実はアナタで立証済みでしてよ。と、Aに聞こえないくらいの小さい声で囁いた。
「私は、後から出て行く…先にその子を連れてここを出て行きなさい。」
仕方なく、外に出ようとAの手を引くが、少女は動こうとしない。
貴方「……嫌だ」
「……A」
貴方「嫌だ!行きません!!お母様が残るのなら私も「なりません」…!」
「『喜怒を色に表さず』…感情で動こうとするな。」
低くハッキリした声で、Aを律した。
貴方「……内からヤツを崩します。」
「それで良いわ。」
そう言い、Aを見る彼女は
ひどくホッとしたような表情をしていた
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シュワっち - グラグラの実はロギア系ではなく、パラミシア系でございます。あとこの小説気に入っております!頑張ってくださいね♪ (2022年11月4日 11時) (レス) @page21 id: 7ee783d5ae (このIDを非表示/違反報告)
名無し - こんなに素敵な夢小説見た事無いです…… (2020年3月23日 8時) (レス) id: a078323fa5 (このIDを非表示/違反報告)
仮面タロウ(プロフ) - ちょんこさん» ご指摘ありがとうございます…!! (2019年10月6日 14時) (レス) id: 2292ab7783 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんこ - ヴィオラのセリフ(ルフィのトラ男云々の後)のさっき迄いたハズ、がさっき迄いたバスになってます! (2019年10月6日 11時) (レス) id: 676011e8bc (このIDを非表示/違反報告)
仮面タロウ(プロフ) - 月威さん» ありがとうございます!頑張ります^ ^ (2019年9月30日 20時) (レス) id: 2292ab7783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:仮面タロウ | 作成日時:2019年9月30日 18時