お尋ね者２-七武海との密約【ONE PIECE】

スモやんは本気みたいよ２ ページ25

。

《スモーカーside》



貴方「……ありがとう。」



スモ「何がだ？」



貴方「…私の過去を受け入れてくれたこと…抱きしめてくれたこと。…ありがとう、スモーカー。」



抱きしめる腕に力が入る

Aは、こんな俺より小さくて細い身体で
過去の苦しみと戦っていたのだと、考えるだけでやるせない気持ちになった。



スモ「バカヤロウ…ッ、そんな事で感謝すんじゃねぇ…。」

貴方「…ん。」



Aの頬に左手をそえて、ジッとその顔を目を見つめる。

あぁ、俺はその顔がずっと見たかった…



スモ「…それに感謝されなくとも、Aならいつでも抱きしめてやるぜェ？」



俺がニヤッと笑えば、Aもフフッと笑った




その顔は、とても綺麗で＿＿









＿＿＿愛おしかった。





はじめて会ったあの時から…

Aの寝顔を見た時から







＿＿俺はAに一目惚れをしていたのか








ようやく胸の中に渦巻く感情を理解…

いや、ようやく認める事ができた。









.








＿＿俺はAのことが好きだ。＿＿





心のソレを認めた、その瞬間

胸の内にしまいい込んでいたモノが栓を開けたようにして溢れ出てくる。







恋という切ない感情だ。







ずっとAを抱きしめていたい



誰よりも近くにいたい。









守りたい…Aを俺の手で。

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