唯一の " 女 "

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虎「死 ね…場地…！」

武「え！？一虎くん…」

「場、場地、、、、、！？大丈夫！？」

武「うおおおおお！」



ドンッ…



武「場地くん！大丈夫っすか？！！！」

場「カスリ傷だ。助かったぜタケミチ」




…は、はぁ。良かった…


カスリ傷…



ナイフで刺されといてカスリ傷…？



ヤバい…手の震えが止まらなくなっちゃった。





ｺﾞｸﾝｯ





.





千「一虎ぁぁあああ！」



ガッ！



千「テメェ何してくれてんだコラ！！！」



虎「場地が…場地がいけないんだ…」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

千「…！！」





ボソボソ言う一虎を見て投げ出す千冬。







その瞬間投げ出された一虎の上に跨る。






.






「ねぇ。覚えておけって言ったの覚えてるよね？

場地に何かあったら許さないって言ったよね？」

虎「…場地が悪いんだ…」ﾎﾞｿﾎﾞｿ





.






.





ドスッ…




虎「…う"ぐ…」

「てめぇブツブツ言うことしかできねぇのかよ。

いつまで人のせいにしてれば気が済むわけ？」




.






よくわからなくなってずっと一虎殴るけど




全然いつもの力はでない。









.









.







場「さて…ふー。 参番隊50人vs俺

上等上等！ 行くぞおらぁぁああああ！」









.







.






ポタッ…







「いつからそんなんになったの…」泣

虎「っ…」

「私が大好きだった一虎返して…」泣



泣きながら胸元をトントン叩く。



虎「Aも悪いよ」

「…は？」

虎「マイキーマイキーって場地場地って」

「何言ってんの？」

虎「俺はずっと1人だよ」

「いや…」

虎「…」






毎日のように一虎と一緒にいて。


年少入っても毎日のように会いに行って。


来るなと言われてもずっと一虎に会いたくて


早く出てこないかなって待ってたのに…




一虎は1人だと思ってたってこと…






.





.







スッ…




「…もういい。パンクしそう。」






.





.







ドンッ…





場「チェックメイトだ。 稀咲。」






.








フラッ…



あぁ。立ちくらみがスゴい。









稀「やれるもんならやってみろ！」


『…』





ボタ ボタッ…




場「ゴホッゴホッ…」









場地の方見れない…





聞きたくない嫌な音と声がしたから…








場「クソッ ここまでか…」




ドサッ…






.






場「ゴフッ…」





.





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千「…っ！場地さん！！！！！！！」





「…」

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