唯一の " 女 "

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『お疲れ様です！！！！！』




一斉にみんなが頭を下げ始める




そりゃそうだ。これが決まりだ。




『総長！！！！！！』





東京卍會 総長 佐野 万次郎


無敵の "マイキー"





清「お疲れ様です。」ペコッ



ドンッ。



ド「きよまさ〜 いつからそんな偉くなったんだ？

総長に挨拶する時はその角度な？」


清「は、はい。」





ドラケンの蹴り食らうだけでもエグいのにね。



たぶんドラケンだけで済まないなこれ。




マ「お前名前は？」

『は、花垣武道』

マ「そっか…タケミっち」

武「へ？」

ド「マイキーがそう言うんだからそうだろ？タケミっち」



また変なあだ名付けてんな


なんでそんなポンポンでてくんだよあだ名。(？)



マ「お前本当に中学生？」



いや、お前もな？感スゴいが。



マ「タケミっち今日から俺のダチ！なっ♡」


友達のなり方昔と変わらないんだよなー。




.




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



小6。5月の涼しい日。


マ「ねぇケンチン。女で強いやついるらしいけど、俺女とは戦いたくねぇんだよ」

ド「うん？」

マ「でも確かめてもみたいじゃん」

場「じゃあ確かめれば？」

パ「俺は馬鹿だからどっちでもいいぜ」

マ「どうやったら確かめられるんだろ。考えよっと。」

場「マイキーいつもの公園行かね？」

マ「いいよ？」



〜公園〜


場「ブランコにいる あいつ」

マ「ん？」

場「いつも1人なんだよ。」

マ「そうなの？」

場「家でも1人らしいんだ。近所の奴っぽくて母ちゃんがいつも心配してて。俺らと同い歳だから仲良くしてとか言われたけどさ、どう接したら…

っておい、マイキー」




マ「お前名前は？」



「え？」

マ「名前！」

「椙山 A…」

マ「A！俺は佐野万次郎！マイキーって呼べ」

「…？」


.



マ「今日から俺のダチ」





「…いや、は？」




マ「よろしくな！A！」ﾆｺｯ




この出来事から1週間後にまた会うとは思ってなかった。
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