ひきこもりでも恋がしたい！

してないんだけど！？ ページ27

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うらたside


ひきまる撮影後に、みんなで焼肉屋に行ってお疲れ様会をすることになり、はっちゃけていた。


いざ帰ろうってなると、思いのほか潰れたヤツらが多かった。


とりあえず俺はAを連れてこう。


し「あっ、うらたさんがA運ぶん」


う「当たりめぇだろ。お前は絶対ダメだからな」


まーしぃに任せると絶対変な事をする。


そらるさんが、まふと天月を支えながら会計を済ましていた。


そ「帰るぞー」


坂田は、嫌がりながら引っ付いてるセンラと一緒に外へ出る。


まーしぃは、るすの手を引き、着いていく。


う「完全に寝てんな。………よい…っしょ、うわ、軽」


俺はAをおぶって外へ出る。


寝ていて力が抜けているAの首が、カクンッと俺の肩に当たる。


髪の毛が少し当たってくすぐった…


酒弱いくせに、けっこう飲んでたもんな。


飲んでいく度に、赤くなってく顔と、呂律が回っていない話し方を思い出すと頬が緩む。


う「可愛いよな、おまえ」


すやすやと気持ちよさそうに寝ているAに向かって小さな声で言う。


『ん…て…うらたさん…』


う「はっ…！？」


まさか聞いてた…！？


とろんとした眼差しでこちらを見てくるA。


やばい…負けそうに…なる


昂る気持ちをグッとこらえる。


う「な、なに…」


『いま…変なとこ触ったぁ』


………ん？


『うらたさん、変なとこさわったぁあ！』


う「いや、何もしてないんだけど！？」


まだ酔ってるA。


そ「え？うらたくん」


さ「うらさんあかんてそれは‪w」


し「俺に言っときながらねー！」


う「はぁぁぁっ！？俺何もしてないんだけど！？！！？」


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