検索窓
今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:13,196 hit

+87+ ページ7

調理室に桃井さんと二人で向かう。


「なにを作りますか?」


「うーん、なににしよう?」


そう二人で考えていたところへ赤司君がきて手招きする。


「すいません。ちょっといってきます」


「うん。わかった」


それを見て私は桃井さんに一言言って調理室から出た。


「なんですか?」


「これは僕からだけじゃなくて皆からなんだが、

桃井には作らせないでくれるか?」


いきなりそんなことを言い出して少しびっくりする。

てっきり練習のことで何かあるのかと思っていた。


「なぜですか?」


「それはちょっとな……」


そして少しの沈黙の後赤司君は言った。


「桃井の料理、かなりキツいんだ」


赤司君の顔に苦い表情が浮かぶ。

キツい。

それは……不味いということかな。

要するに料理させるなと。

そう思っていうと赤司君はうなずいた。


「頼む。アレ食べるとその後の練習ができないんだ」


遠い目をして言う赤司君。

きっと前に食べてしまってつらい思いをしたんだろう。

それにしてもそんなにひどいのかな?

そう思ったりもするが食べる気はしない。


「了解しました」


そんなことを思いながら私はそう返事を返し調理室に戻った。

そこから桃井さんに料理をさせたくないという意思?を気づかせないようにするのが

大変であった。

+88+→←+86+



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (52 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
55人がお気に入り
設定タグ:桔梗 , 黒バス , 赤司征十郎   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

桔梗(プロフ) - くるみさん» 1から読んでいただきありがとうございます!!更新頑張りたいと思います!これからも宜しくお願いします^^ (2014年9月5日 19時) (レス) id: 647d957ad5 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - すごく面白いです!1から読みましたがもう最高です!!更新頑張ってください♪ (2014年9月4日 19時) (レス) id: af20fdd4ae (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:桔梗 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2014年8月30日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。