【黒子のバスケ】♪キセキの世代と音楽少女♪4th

第158話 ページ9

(Aside)

「ぅぅぅぅぅぅぅうううう」






黒子君がいなくり、一人になった私は唸っていた。






いや、でもあんなことされて、言われたら普通誰でも混乱するでしょ。






ましてや、私なんか恋愛経験ないし。






中2でそれっておかしいか……？







でも、黒子君、私のこと好きなのか……。






誰が誰を好きとか、気にかけてるとか、ちょっと避けてるとか、そういうのに敏感だったけど






全く気付かなかったな……。





そういえばさつきちゃんって黒子君のことが好きなんだっけ。






これって……かなりヤバくないか？






さつきちゃん、私のこと嫌いにならないかな。





嫌いになりませんように……。






と私は祈る。




前だったら、誰に嫌われようが、皆に嫌われようが関係ない、と思っていただろう。






私も変わったな……。







それより!まあさつきちゃんの方も同じぐらい大切だけど、





黒子君。






私の気持ちに整理がつかない。






いまだっていろいろな感情が織り交ざってて。






まだ、返事はできないよ。






ごめん。






でも






＿＿＿＿＿＿黒子君、私は君を信頼してもいいのかな……？






私は赤くなった頬を風邪のせいにして寝た。

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