+9+赤司side ページ10
今日は部活がなかった。
まったく、朝といい困る。
事前に知らせておいてくれればいいんだが。
そう思いながら僕は歩いて家に帰る。
そのとき数人の男性の声が聞こえた。
「ねえねえ、君、可愛いね」
「俺らと遊ばない?」
「ほらほらこっちこっち」
誰がナンパされているんだ?
「見え見えの嘘をつくのはやめてください。
あと、私用事があるので失礼させていただきます。」
聞き覚えのある声がする。
どっかで聞いたような聞いたことのないような。
そう思ってみると見るからに嫌そうな顔をした黒川がいた。
ちょっとみていようかな。
「そんなこといわないで、ね?」
「彼氏、いないんでしょ?」
「いないですけど、用事があるので」
「じゃあ、なおさら、ねえ?」
黒川は何言ってるんだコイツという顔をする。
「ほら早く行こうよ。」
そう言って黒川は腕を掴まれる。
すこし顔をゆがめる。
そして一言。
「しつこいです」
そこで言うか・・・。
「ああ?」
そして案の定黒川は羽交い絞めにされて殴られそうになっている。
「だれにその口聞いていると思ってんだテメェ!」
ああ、これは不味いな、と僕は思った。
そして僕は黒川の前に立ち腕をつかむ。
「君は何をしようとしているんだ?」
黒い笑みを浮かべて。
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桔梗(プロフ) - レウィさん» ありがとうございます!!更新、頑張ります! (2014年8月7日 9時) (レス) id: 647d957ad5 (このIDを非表示/違反報告)
レウィ(プロフ) - 面白かったです!更新頑張って下さい( ´ ▽ ` )ノ (2014年4月26日 0時) (レス) id: 951752d136 (このIDを非表示/違反報告)
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