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電気もつけず天井を見ながら考えていた。









なんで頭痛がしなくなったんだろう。




赤司君と親しくなったから?




いやいや、それだけは絶対ない。




自分で考えて自分でその考えに反論する。




親しくなんてない。




ただ、単に「偽物のカレカノ」なだけ。




赤司君は私の彼氏であって彼氏ではない。



そして私は目を閉じる。




赤司君はなんで私を選んだんだろう。



私は赤司君が嫌いだし。



もっと赤司君が好きで赤司君と偽物の恋人でも



いろいろ尽くしてくれる女子だっていっぱいいるのに。



私なんかを選ばないでよ。





可愛くないし、素直じゃないし。



偽物でももっとちゃんと選んでよ。




そう考えていると誰かの声がした。



「・・・・・・スするぞ?」


「?」



私は驚いてまぶたを開けると赤司君が私の上にのかっていた。


そして上にあげていた私の両手をいつのまにか逃げれないように掴んでいた。



「僕の話を聞かない奴にはキスするぞ?」



「って、き、キスって。というか顔、近い!」



いままでこんな顔が近くにあること一度もなかったから動転する。



そしてどんどん顔を近づけてくる。



私はまたギュッと目をつむった。



でも頭痛はしない。



それに気付きあれっと思っている間もどんどん赤司君の顔が近付いてくる感じがする。




そして私の唇に何か温かく、柔らかいものが触れた感触がした。



そして赤司君が離れる音。



私はまぶたを開けると赤司君は私のベッドに座って笑ってた。



こっちは物凄く恥ずかしかったのに。



しかもファーストを!



なんかずるい。





・・・でもそこまで嫌じゃなかったかもしれない。

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桔梗(プロフ) - レウィさん» ありがとうございます!!更新、頑張ります! (2014年8月7日 9時) (レス) id: 647d957ad5 (このIDを非表示/違反報告)
レウィ(プロフ) - 面白かったです!更新頑張って下さい( ´ ▽ ` )ノ (2014年4月26日 0時) (レス) id: 951752d136 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桔梗 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2014年4月16日 13時

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