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お弁当を食べているときに分かったこと。
・赤司君が私を一生懸命探してくれていたこと
・クラスの女子が私の陰口を言っていたこと
・私のセーターが校庭の木に引っ掛かっていたこと
この3つぐらいかな。
2つ目と3つ目は想像の範囲内だから何とも思わない。
でも赤司君が探してくれていたとは。
面倒がって探さないかと思っていた。
まあ、でも、たしかに彼氏なのに探さないとおかしいしね。
でも、嬉しいな。
心のどこかでそう思ってしまう自分がいることに苦笑する。
そんな感じで昼食が終わり私たちは教室に戻る。
って、その前にセーターを取りに行かないと。
私がそう言って走って行こうとすると
「もう持ってきてある」
赤司君の声がした。
早い。いつの間に取りに行っていた?
とりあえず私は赤司君のセーターを脱ぎ赤司君に手渡し、自分のセーターを受け取る。
「ありがとうございます」
そして自分のセーターに腕を通す。
あー、やっぱり自分のセーターは落ち着く。
でも、
赤司君のセーターでも落ち着いた
・・・・・・かもしれない。
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桔梗(プロフ) - レウィさん» ありがとうございます!!更新、頑張ります! (2014年8月7日 9時) (レス) id: 647d957ad5 (このIDを非表示/違反報告)
レウィ(プロフ) - 面白かったです!更新頑張って下さい( ´ ▽ ` )ノ (2014年4月26日 0時) (レス) id: 951752d136 (このIDを非表示/違反報告)
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