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そして散々な一日が始まった。



教室移動は私と赤司君がいつも一緒。



授業と授業の間の休み時間も私の所に赤司君が来る。



そして昼休み。



赤司君が一緒にお昼を食べよう、と言って腕を掴まれた時




私は倒れた。



ずっと、頭痛はしていたけど我慢できる程度だったから我慢していた。




その結果がこれだ。




「ん・・・?」




私が目を開けるとそこには保健室の天井があった。



赤司君が運んでくれたらしい。



横を見ると赤司君が座っていた。



外からサッカー部と野球部の元気のいい声が聞こえてくる。



ということは・・・今放課後。



昼休みから放課後までって、どんだけ寝てるんだ私。



そして周りを見ている私に気づく赤司君。




「起きたか。まさか倒れるとは思ってもいなかった。

悪かった」




「いいですよ。私もまさか倒れるとは思ってもいませんでしたから」




「でも、今日あやしがられないようには出来たが、いつも君が倒れてしまったら大変だ。

ということで。」



「な、何考えてるのっ?」



「聞きたい?それとも」



耳のそばで言われる。


「やってもらいたい?」


「ひゃっ・・・。な、何を?」


「Aは耳が弱いのか?」


「わ、悪い?」


「悪くはない。僕にとっては好都合だ」


好都合ってどんな意味ですか?まあ、聞きたくもないですけどね。


「じゃあ、僕は部活に行ってくる。君は今日は部活を休んでいい」


「・・・はい」



ここまでやっておいてひどい。こっちが何を思ったかは知らないくせに。

あと、急にやさしくするって。ズルイ。





私はそう思いながらベッドから出た。

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桔梗(プロフ) - レウィさん» ありがとうございます!!更新、頑張ります! (2014年8月7日 9時) (レス) id: 647d957ad5 (このIDを非表示/違反報告)
レウィ(プロフ) - 面白かったです!更新頑張って下さい( ´ ▽ ` )ノ (2014年4月26日 0時) (レス) id: 951752d136 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桔梗 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2014年4月16日 13時

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