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中に入るとキセキたちが
「遅いのだよ。」
「やっと来たッス」
と駆けてきた。
周りには女子、女子、女子。
人が多すぎて気持ちが悪くなってくる。
「ところでその方はだれですか?」
「それは俺も気になっていた」
「僕の彼女だ。これからバスケ部のマネージャーをやってもらう」
は?は?は?それ今言う?
ていうかマネージャーって、そんな私バスケのことに関して無知だよ?
私は抗議の目を赤司君に向ける。
「クスリ」
微笑み返された。
これは不味い。
相当不味い。
だって、周りの女子からの視線、視線、視線・・・。
頭が痛い。
「体調が悪いです。」
私は痛くなってきた頭を押さえ出ようとする。
「まあそういうことだ。自己紹介をしろ」
私は涙目で赤司君を見て言う。
「頭痛がするんですけど・・・。」
「・・・(しないとどうなるか分かっているんだろう?」
「・・・黒川Aです。同じクラスです。あの影の薄いやつです。
よろしくです。」
「そんな感じだ。」
「この子、面白いスね」
「なにもそんな自虐的に言わなくてもいいのだよ」
「ていうか無言で話してた・・・。」
「まあカレカノだからね。普通じゃない?」
「でもあの赤司がなあ。」
「その、私、バスケに関して無知ですよ?」
「え?そうなの?」
「学年3位ならわかるだろう。しかもわざと3位を取っている、違うか?」
「当たりです。よくおわかりですね。
まあ単に目立たないように3位を取っていたというだけですが・・・。」
周りのみんなは頭に?を浮かべていた。
特に青峰君と黄瀬君辺りの?の数が凄く多い・・・。
「とりあえず練習を始めるぞ。」
そして練習が始まった。
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桔梗(プロフ) - レウィさん» ありがとうございます!!更新、頑張ります! (2014年8月7日 9時) (レス) id: 647d957ad5 (このIDを非表示/違反報告)
レウィ(プロフ) - 面白かったです!更新頑張って下さい( ´ ▽ ` )ノ (2014年4月26日 0時) (レス) id: 951752d136 (このIDを非表示/違反報告)
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