おそ松さんと犬夜叉のコラボって神じゃねぇ？

再会 ページ27

俺は、桔梗が立ち去った後もしばらくそこにいた。


おそ松の憎しみが先祖からのもの‥
そして、それを消す術はなく‥
それを奈落は利用しようとしている。


俺はもう一つ気がかりなことがあった。
一松のことだ。
奈落は、真っ先におそ松、次に一松を狙った。
‥ということは、一松にも何かあるんじゃないか？
それに、最初に奈落が言っていた‥


『この一松とやら‥こいつがまとう闇はただものではない‥‥』


どういうことなんだろうか‥
一松も先祖から何か受けているのか？
‥それとも一松自身で‥‥？


俺はただひたすら考えていたが、鼻を、嗅ぎ慣れた匂いがかすめた。
殺生丸たちと‥おそ松と一松‥‥？


俺は走り出した。匂いをたどって。


匂いがかなり強くなった頃、見えたのは_____


犬「殺生丸ーーーー！」


殺生丸は身構えたが、俺だとわかって元に戻した。
殺生丸は、俺がどうして来たかわかっているみたいだった。
そして、殺生丸が抱えているのは‥おそ松だ。
横にはりんと並んでいる一松。


一「犬夜叉‥」
一松が俺に近づこうとして、頭を抱え、うずくまった。
犬「一松！？」
俺が一松に近づこうとするのを、殺生丸が止めた。
殺「動くな。」
犬「な！？」

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