5話 ページ6
「知らんのう。」
勢い込んで聞きに来たはいいが、帰ってきたのはその言葉。
「何で知らないの〜！」
スバルが騒ぎ立てるも意に介さず、また棺桶に戻ろうとする朔間先輩。
「スバル〜？やめろよ〜。ちっちゃい子供みたいだぞ〜？」
「むぅ〜」
諦めて教室に戻ろうかと考えていると、控えめに扉を叩く音が聞こえた。
『…入りますよ。』
入ってきたのは知らない生徒。恐らく3年生で、朔間先輩に用事があったんだろう。
俺達を見て一瞬驚いたような反応を見せてから、スタスタと棺桶の方に歩き出した。
「あ！昨日の！」
『え…どうも。』
真によると、保健室で手当てしてくれた人らしい。失礼だけど、素っ気ないというか、愛想がないな。
『…零くん、出てきてください。書類に不備がありましたよ。』
その人が声をかけた瞬間、棺桶の蓋が勢いよく開いた。
「A！会いたかったぞい♪」
『うぐぇ、離れてください。』
ぎゅうっと強く抱きつく朔間先輩。…え、何。そーゆー関係なわけ？
若干引きながら見ていると、Aと呼ばれたその人が、じぃっとこっちを見てくる。
………多分、助けを求められている。
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雪音(プロフ) - 更新して頂けると嬉しいです。気長にお待ちしております。 (2021年3月2日 1時) (
レス) id: f8ad1e77ed (このIDを非表示/違反報告)
透(プロフ) - 更新待ってます！頑張ってください…！！ (2020年4月12日 17時) (レス) id: a39e9ef544 (このIDを非表示/違反報告)
かさかさスライム(プロフ) - めためたおもろい‥ちゅき‥‥更新待ってます‥ (2019年12月14日 12時) (レス) id: 28225f04e1 (このIDを非表示/違反報告)
あんころ餅 - 好きです。夢主の設定がなんか好き。(語彙力の低下)更新大変かもしれませんが頑張ってください！！応援してます！！！！ (2019年7月23日 20時) (レス) id: ca11a38786 (このIDを非表示/違反報告)
夜凪(プロフ) - 朝凪世一!!さん» 何それ大好き((真顔) 驚愕の事実を知ってしまいました。嬉しいです、ありがとうございます！！！ 更新頑張ります(*^ω^*) (2019年5月19日 9時) (レス) id: bf83a0d81c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜凪 | 作成日時：2019年5月4日 12時
