僕中心の世界 (ページ19)

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｢短期間でかなりのダメージが脳に行ってしまいましたね。
しばらくは頭痛が続いたり身体がだるかったりすると思います。｣

点滴を打たれ、大人しくベッドに横になるニノ。

｢いつか言おうと思ってたんだけど…｣

なんて言い訳を並べる。

｢もー、どうせ気を遣われるのがやだから言わなかったんでしょ？
分かってんだよ。言い訳なんていいからゆっくり休んで？｣

相葉くんがニノの頭をわしゃっと撫で、ニノの口を塞ぐ。

ニノはだるそうに、でも嬉しそうに口角を上げ、目を閉じる。

スースーと静かな寝息を立て、あどけない表情で眠るニノ。

やっと心を許してくれたような気がして俺は安心する。

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｢にのー、やっとサンダル履いてきたよ｣

｢んふふ、、
それ脱いでベッド入って？｣

お見舞いに来たリーダー。

この人もまたニノに侵食される。

ニノは芸能人専用の病室にあるキングサイズのベッドに寝かされている。

大きすぎて寂しいからと
見舞いに行くたび添い寝して、と甘えん坊のニノ。

右隣に俺、左隣にリーダー。
俺らに挟まれて寝る二宮和也はご満悦そうです。