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第4話 ページ6
ジョナサン様はケーキを頬張りながら、私にその養子の方について話をしてくれた。
｢ディオ君っていうらしいんだけどね！とっても優秀らしいよ！｣
｢そうなんですか･･･けどそんな人がなぜ養子に？｣
｢なんかディオ君のお父さんが死んでしまったらしいよ｣
ディオ様のお父さんはジョースター卿を助けたことがある･･･らしい。
なんだか、胡散臭い話だが。
どうやらディオ様が来るのは1週間後らしい。
それまでに遊びを考えなきゃ、ダニーを紹介しなきゃとたくさん考えを巡らすジョナサン様。
けれど、この時私はなんとも言えない気持ちになっていた。
嫌な予感がする･･･という感じだ。
｢･･･気のせいよね｣
｢？なんか言ったかい？｣
｢いえ、何でもございません｣
ケーキが皿の上から無くなったのを確認し、皿を下げる。
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運命が始まる日まで、あと一週間となった。
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作者名：柿ピー | 作成日時：2018年4月15日 19時
