47,ルンルンカントクの恐怖 ページ17
数日経った、ある日の練習。カントクが上機嫌で、鼻歌を歌いながらスキップしているのを見かけた。
今日は練習試合の申し込みに行っていたので、あの様子だとOKを貰えたようだ。
「・・・・・・おい、カントクどーした? 練習試合申し込みに行くとか言ってたけど。」
ひゅが先輩が言うと、フリが答えた。
「さっき戻ったスよ。なんかスキップしてたし、オッケーだったみたいスね。」
「スキップして!?」
フリの言葉に、とんでもなく驚くひゅが先輩。そんなに驚くことなのかと、身構えてしまった。
ひゅが先輩は部員全員に聞こえるよう、大きな声で言った。
「オイ、全員覚悟しとけ。アイツがスキップしてるってことは・・・・・・次の試合相手、相当ヤベーぞ。」
その一言で、体育館がどよめいた。
「あ、カントク・・・・・・おかえりなさい。」
兄貴の声が聞こえた。その声の方を見ると、ルンルンしているカントクが体育館に入ってきていた。
「ただいまー‼ ゴメンすぐ着替えてくるね。・・・・・・あとね、『キセキの世代』のいるトコと試合・・・・・・組んじゃったっ・・・・・・♡」
そう言い残し、ルンルンしたまま体育館を後にするカントク。
残された部員達で、体育館は魂が抜けたようになっていた。
俺と兄貴、ガミさんを除いて。
48,キセキの黄瀬って、ダジャレみたい。→←46,今後の展開に期待しちゃうね
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (2022年4月6日 11時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 更新再開楽しみにしています! (2021年6月10日 15時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
あるな。(プロフ) - うたプリ大好き?さん» コメントありがとうございます!返信が遅くなってしまい、申し訳ございません。今は別作品をメインで執筆しており、こちらの作品は下書きに書き溜めている状態になります。60話まで書きましたら続編と同時に公開致しますので、もうしばらくお待ちください(>_<) (2021年6月10日 15時) (レス) id: c90668b635 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (2021年6月6日 23時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
あるな。@ゆー(プロフ) - まゆさん» 返信が遅れてすみません!ありがとうございます、とても嬉しいです!頑張って更新しますね(*´ω`*) (2018年2月5日 0時) (レス) id: 4b1c29dc3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あるな。 | 作成日時:2016年4月1日 15時