キセキの少女は黒子の妹で誠凛でバスケをするようです！【黒バス】

32，みんな驚きすぎですよ ページ2

「Aちゃん、これどういうこと？ 確かに今朝このことについて話は聞いたけれど、ここまで壮大なスケールだとは思ってなかったんだけど。」

カントクに言われた。確かにその通りだ。カントクには、
『サッカー界の女神っていう二つ名があるのでサッカー部の先輩から逃げてるんです。入部はやんわりと相手を傷つけないように断ったんですが余計にしつこくなっちゃって。なので部活に行きづらくて･･････』
としか言っていなかったから当然のことなのだけど。

「お、奥川ってサッカー界じゃあ超有名人だったのか。だからサッカー部が部活勧誘の時から騒いでて、奥川が追っかけられてるワケだ。」

日向先輩がそう言うと、先輩達や同級生は口々に俺を褒めるような同情のような言葉を口に出していた。
兄貴の方を見ると誇らしそうに振舞ってはいるが、兄妹だから分かる。目の奥に悲しさが滲んでいる。兄貴が悲しまなくてもいいのに。俺、同情や羨望なんて、もう慣れっこなのにな。

そんなことを思っていると、予想外の方向から想定外の言葉を投げかけられた。

「で、Aちゃん。だから何？」
「え･･････？」

発言の主は、

「えっと･･････え？ 何がですか、小金井先輩。」

小金井先輩だった。

33，分かんないよ、だってまだ高校生だもん→←31，何じゃそりゃチートじゃねーか。

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