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モブ24 ページ28

瀬名先輩side

「ん?」


俺は、レッスンルームに向かっている途中



かさくんがレッスンルーム付近に突っ立っているのを見た。


「(何してるんだろ…)」


俺は、そう思いながらかさくんの方に足を進めていると





フラッ…






「!?」


かさくんが、倒れかけていた。


俺は、急いで駆け寄って



「かさくん」


と、声を掛けた。


「うわあ!!」


大きい声を出しながら、倒れ掛けていた体を真っ直ぐになっていた。
俺はかさくんの真っ直ぐな姿勢を見て、少し戸惑ったが、すぐに、平常心に戻して

「ちょっとぉ…」

と続けようとした。が、なんとなくかさくんがいつも通りじゃない気がして


「大きい声出さないでよ…」


最後は、少しだけゆうくんに話しかけるような口調になっていた。



「すいません」

しかし俺の勘は外れているようで、かさくんはいつも通りだった。

「(気のせい?…)」


俺はそう思いながら、かさくんに問うた



「かさくんは何でここで突っ立ってんの」


そう言うと、かさくんから信じられない言葉が帰ってきた。


「えっと、Lesson room(レッスンルーム)がここに無くて…」

「(は?)」



俺は、自分の耳を疑った


何故なら、すぐそばにレッスンルームがあるからだ。



俺は困惑していたが、すぐに冷静さを取り戻し


「は?何言ってんの…ボケてんじゃないの?…」


と、言った。


「え」

力が抜けたような声でそう返された。

「(いや、俺だって訳わかんないから)」


そう言おうとしたが、言っている本人は自分が馬鹿げた事を言っているという自覚がないらしい…


俺は、その言葉を飲み



「ここにあるじゃん」



と、言いながらじぶんの指をレッスンルームの方に向けた。かさくんは俺のゆびの先を見て驚愕していた。
ここまでくると流石に笑いがこみ上げてきて、口元が緩んだけれど、すぐに結び直した。



「じゃあ、早く入りなよ」



俺は、かさくんにそう声を掛けてレッスンルームの扉を開けた


「(なんか、嫌な予感がする)」
ーーーー
☆次回、「予感的中っ!」皆んな見てねっ!
↑雰囲気をぶち壊していく

次の回も瀬名先輩sideで、お送りいたします!
(この番組は…的な奴)
ーーーー
文字数「最近雨多いな…」
ねぇ…スカートビショビショだよキモチワルイ…
文字数「ドンマイ」
なんか、ムカつく…

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作品ジャンル:ギャグ
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そぬん - イベント、頑張ってくださいね!更新とともに帰ってくることを楽しみにしてます!!!面白かったです!!! (2020年7月29日 19時) (レス) id: 5ad600b11d (このIDを非表示/違反報告)
^^* - 1章、、、、てことは2章もくる、、?神ですかありがとうございます。更新頑張ってください (2020年5月24日 8時) (レス) id: a311e75dfe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:卯月美 | 作成日時:2020年5月20日 11時

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