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年越し2 ページ19

-sideA-



 『DIOさん!お夕飯です!」



 自分の中ではかなり大きめな声を出したはずだが、部屋の中からは何の音もしない。




 『DIOさんっ!!DIOさーんっ!!』





 シーン…という効果音が似合うくらいの静寂が周りを包む。



 どうしよう。もう直接起こした方が早いかな…。
でも勝手にお部屋に入るのは良くないよね…?




 うーん、と部屋の前で悩んでいると、上の階から話し声が聞こえてきたので衝動的に部屋の中に入ってしまった。



 部屋の中は薄暗くて思わず手を前に出して感覚を掴もうとする。





 『ッ…DIOさん?どこに…」





 言葉を発すると同時に両手を何か大きなものに包まれる。
あまりの衝撃に部屋から出ようとするも力が強くて敵わない。




 『ぁわ.』




D「フフン、このDIOの元にわざわざ来るとは…血を吸ってもいいと捉えるぞ?」




 『ち、血?ダメです!DIOさん、もうお夕飯です。リビングに行きましょう?」




D「Aの血を貰ってからだな。」








 彼に引っ張られて抱きしめられている形になる。
 
 彼に力では敵わないと察し、スタンドを出そうとした瞬間、扉がバンっ!と大きな音と共に開かれる。






Di「A、無事…じゃないな!!おい吸血鬼、Aを離せって」




D「断る!!」




 『ディエゴさ、助けて…」






 そう助けを求めると同時に私はリビングにいた。







 『へ、リビ…?」



Di「A!大丈夫か!!」




 『ひぇ、だいじょ、」




Di「怪我は!?痛む場所とか…!!」




 『大丈夫です!大丈夫ですから!!』




Di「良かった…間に合って良かった。」





 ふにゃっとした笑顔で私の手を包んでくれたディエゴさん。心臓が何でだが煩い気がする。





D「そうだったな。お前はザ・ワールドを使えたんだったな。隙のない奴め…」



Di「うるせえ変態」












 この後ちゃんと全員揃って美味しいSUSIを頂きました。

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ぱみ(プロフ) - ありがとうございます…!!頑張っていきます!! (12月22日 23時) (レス) id: 987c51e0ad (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 応援してます!頑張ってください!! (12月22日 22時) (レス) id: 0558b064c9 (このIDを非表示/違反報告)
ぱみ(プロフ) - わわ…こちらこそグラッツェです✨これから頑張ります!! (12月22日 18時) (レス) id: 987c51e0ad (このIDを非表示/違反報告)
推しの命は私の命 - 荒木荘✨これからの展開が楽しみです!供給をグラッツェ! (12月22日 17時) (レス) @page3 id: be6e33eff1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぱみ | 作成日時:2023年12月22日 15時

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