Lv.13 ページ14
「起立、礼。」
「「さようなら」」
青春の部活。そう放課後の時間がやって来た。
いつもなら帰宅部のエースとして家まで全力疾走だが今日は違う。部活(見学)に行くのだ！ついでに反省文。
クラスざわめき過ぎじゃない？私がさよならと同時に走り出さないからって大袈裟な。
委員長。日誌に《早朝登校に加え、放課後の全力疾走をしない柊Aさんのせいで明日は雷どころか台風で大荒れになると思います。》なんて書いてんじゃないよ。
切「おーい、A！迎えに来たぜ。」
切原が私の教室に来ただけでザワつくクラスメイト。やっぱ切原って有名人なんだ。良い意味でかは知らないけど。
貴「その前に職員室寄りたい。反省文の紙持ってかないと。」
切「あぁ…真田副部長にどやされるもんな。」
切原と職員室に向かう。
切原がゲームのことについて色々聞いてくる。コミュ力高すぎて引く。
貴「へー…。切原もゲーム好きなんだ。あのアプリのランクも高いもんね」
切「…アンタには負けるよ"帰宅部のエース"さん」
微妙な空気。そのことにはもう触れないようにしよう。お互いのためだ。
切原は今日もやるらしく私も誘われた。あと自然な流れで連絡先も交換した。急展開過ぎて笑う。
切「なぁ！俺、よくゲーセン行くんだけど今度一緒に行かね？」
貴「…行かない」
えぇぇっ、なんでだよー！とかなんとか切原がショックを受けた顔をしていたけど無視。
ゲーセンのゲームとスマホとかのゲームって同じくくりにできないよね。私はどっちのゲームも得意なんだけどさ。でも私は小6の時、大阪のゲーセンでやらかして以来ゲーセンがトラウマになったんだ…。
それが伊達メガネを掛ける理由にもなってるんだけど。
そもそも切原とゲーセンに行く意味が分からない。私達そんな仲じゃなくね？
その後切原がまだごちゃごちゃ言ってたけど、無事に紙を貰って部室に向かうことにした。
割と時間かかっちゃったな。
切「こっちだぜ！」
外履きに履き替えて外に出た。
となると剣道部の可能性は消えた。やっぱり陸上部かな。
女子「きゃぁぁぁ！！！！」
顔を顰めた。この声ももはやトラウマだわ。
っておい。なんでこの声の震源地に向かっていってんだよ。
パコンパコンという音も聞こえ始めた。
貴「ききききき切原ぁぁ！？もしかして、切原って……」
切「バレちゃしょうがねぇ。立海大附属中男子テニス部2年エース！うわさの切原赤也は俺の事だ！！」
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Dole(プロフ) - とても面白くて、このあと続編も読ませていただきたいと思いますよ！試合の描写もしっかりしていてとても良きでしたし、夢主のキャラも好きです！ (2022年4月14日 17時) (
レス) @page50 id: c74a900a27 (このIDを非表示/違反報告)
薔薇百合大好き変態ヒーロー - おもしろい！(*≧∀≦*)更新頑張れー！(*´∇｀*) (2019年4月25日 19時) (レス) id: bc7da5b929 (このIDを非表示/違反報告)
ネル(プロフ) - とても面白いです！更新頑張ってください (2019年4月25日 14時) (レス) id: 7fd2779397 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そらの | 作成日時：2019年3月31日 22時
