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朝練が終わりクラスで席に座ってお菓子をサクサク食べていると周りの女の子が寄ってきて
「また紫原くん食べてる笑」
「ほんとに好きだねー」
といいながらお菓子をくれる。
欲しいっていってないんだけどくれるから素直に受け取る。
その変わり、貰ったら好き勝手される
髪の毛いじられたり、身長いじられたり
まあ、減るもんじゃないし
そう思って受け流す
「あ、そうそう。紫原知ってる？」
一人の女子が口を開く。
「んー？何を〜？」
「何かね！編入生が来るらしいよ」
「あ、知ってる。それ！」
他の子も反応して答える
へえ、そうなんだ
特に興味はない。どーせ自分には関係ないし
そんな思いにふけっているといつの間にかチャイムが鳴ってバタバタとそばに居た子達は散らばっていく
カサカサとお菓子のゴミを弄ってると
先生が誰かを連れて入ってきた
その子を見た第一印象は
"女子にしては背が高い"
それだけだったはず
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作者名：はやかわ | 作成日時：2017年4月25日 20時
