14 秘密 ページ15
『あーまぁ…』
そう言って言葉を濁す。そういや、バレたら面倒だわ
べ「私と出会ったのもそこだったわよね?そこに住んでるのかしら?」
『いや、住んでないですよ。ただ、家に帰りたくなくて…』
家ないって言ったら疑われるからな
バ「でも貴方は未成年ですよ?」
ベ「バーボン。家庭には色々事情があるものよ。それで貴方は女に泊まらせて貰ってるわけね?一夜を共にする代わりに。」
『そういうことです。おねーさんに声をかけられたのはびっくりだけどね?』
そう俺が言うとベルモットはクスクス笑い、
べ「そうね、貴方には興味があったのよ。coolboy?貴方とは気が合いそうね。」
『それは嬉しいお言葉』
そう2人で談笑していると、
バ「しかし家族が心配してるんじゃないですか?」
バーボンはまだグチグチ言っているようだ。ちょっとからかってやろうか?
『…警察みたいなこと言うんですね?』
クスッと笑いながら言うと、バーボンは目に焦りの色を浮かべながら「そんなわけないじゃないですか」と言った。
あーあ分かりやす
んなんだから疑われるんだよバーカ
ベ「もうすぐ着くわよ。」
そう言われ外に目を向けると、そこは見慣れた景色だった。今日は一段と人が多い気がする。
選びたい放題だなw
『誰にしようかな〜ボソッ』
そう呟く。おっあの女可愛い。金も持ってそうだし。バッチリじゃん
『いい子発見〜ニヒヒッ』
『じゃあここら辺で大丈夫です。ありがとうございました』
そう言い女を見失わないようにその場を離れた
『ねぇねぇ、お姉さん。僕1人ぼっちなんだ…。一緒に居てくれない…?』
女「あら、可愛い子ね。いいわよ行きましょう。」
そういい手を引かれてホテルの中に入る
まぁ、
ベ「あの子は、自分を売って生きているのね。」
バ「少し可愛そうですね」
その光景を見られてるとは思わなかったけどな
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作者名:ふぇる x他2人 | 作成日時:2020年5月29日 18時