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「本日は誠にありがとうございました!!」
パチパチっと拍手が鳴り響く。
私達の劇は無事に幕を下ろした。
「終わった−−っ!」
「皆お疲れ様!!」
背景絵も皆が協力してくれたおかげで、無事に完成した。 そして、キャストが舞台袖に行ったのにも関わらず鳴り止まぬ拍手。
「Aもお疲れ様」
友達がポンポンと頭を撫でてくれた。
こんな風に友達にしてもらうのは初めてでポロリと、涙が頬を伝った。
「え!?Aどうした!?」
「あ〜みっちゃん泣かせたな〜」
「私のせい!?」
「大丈夫?私のせいだったらごめん」っとみっちゃんは申し訳なさそうに私を抱きしめた。
「ううん、みっちゃんのせいじゃないよ。なんだが嬉しくて」
「嬉しかったのかい…ん、でもここまで色々あったけど無事成功して良かったね」
「うん!!みっちゃんもありがとね」
「どういたしまして」
ふふっと笑う私達を、皆優しく見守ってくれた。
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文化祭は凛月とは回れなかった。でも、みっちゃん達と沢山話しながら、色んな展示やら販売やら見れてよかった。
あの人たちは、凛月が写真を先生に見せたらしく、 文化祭が終わったあと謝ってくれた。
「次そんな事したら、俺もそうだけどAに関わんないでくれる?」
凛月がそう言った時は、すごく頼もしいなって思ってしまった。
ぎゅっと胸の奥が温かくなる。
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「やばい、忘れられない」
あの日、凛月に抱きしめられた時、その時の温かさが今でも忘れられない。凛月の顔みただけで、胸がぎゅって苦しくなるからな。
ふと、本棚にある雑誌を見つけ、自分のベッドの上に座り読み始める。
「あの人の事が忘れられない、あの人を見てしまうと心が苦しくなる、あの人の笑顔を見ると心が温かくなる、そんなあなたはあの人に恋してるかも…」
" 恋 "
「…私が、凛月に恋してる…?」
その瞬間ものすごく、顔が赤くなった気がする。凛月の笑顔や助けてくれた時の顔、心配してくれた顔が思い浮かぶ。
そっか、
私、凛月に恋してるんだ…。
ピロンっ、
凛月ねえ、クリスマスの日って空いてる?
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猫愛りあ(本垢)(プロフ) - あははっ!死んだ☆ (3月28日 19時) (レス) id: 89f95d01a6 (このIDを非表示/違反報告)
Tao音(プロフ) - なうさん» コメントありがとうございます!そう言ってもらえてとても嬉しいです、更新頑張ります!! (2017年10月30日 6時) (レス) id: 8634ae5113 (このIDを非表示/違反報告)
なう(プロフ) - 突然のお米失礼します。アアアァァ( °∀°)ァァアアアやばいです凛月くんがどストライク過ぎる … !小説すごく面白いです!これからも更新を楽しみに待ってます … ! (2017年10月29日 23時) (レス) id: 214efe09ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Tao音 | 作成日時:2017年10月28日 18時